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(農研機構)複数の伝染経路を有する植物病害の発生拡大予測を可能とする数理モデルを開発-トマトかいよう病などの効果的な防除対策の開発へ-

2024年07月23日

農研機構は、複数の伝染経路を有する植物病害の発生拡大をシミュレーションするための新しい数理モデル"PHLIDモデル(フリッドモデル)"を開発した。
導入予定の防除対策の効果も予測することができ、本モデルを用いて、トマトの重要病害であるトマトかいよう病の発生拡大と防除対策の効果を予測したところ、実際の発病状況とよく一致した。本成果は、植物病害の発生拡大を予測し、効果的な防除対策を講じていくために有効なシミュレーションモデルとなり、農業技術指導者や農業生産者が防除対策を選択、実施する際の意思決定モデルとしての活用が期待される。


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