普及指導員が現場で活躍する日々をレポート
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blog_hukyu_inoued_f.jpg 佐賀県
井上大輔

農業女子交流会を開催しました!

2020.10.27

 当センターでは、女性農業者への支援の一環で、若手女性農業者グループの活動支援を行っています。グループの1つである「藤津農業女子FJT84」は、藤津地域の20代~40代の女性農業者で構成され、研修会や直売会等を開催しています。「他の地区の女性農業者と交流したい!」という声が挙がっていたことから、今回は、佐賀県の東部地区の若手女性農業者グループの「グリーンフィンガー」との交流会(現地研修と意見交換会)を9月4日に開催しました。


 現地研修では、みやき町の「大富牧場 フライングカウ」の大富藍子さんから、"牧場プリン3"の商品開発や小窓販売の取組み事例を紹介していただきました。大富さんの加工から販路開拓、販売までの取組みについて、参加者は熱心に話を聞き、盛んに質問もされていました。「とても素敵な小窓販売を自分で作られていてすごい」「加工施設を実際見学させていただいて勉強になった」などの声がたくさん聞かれました。


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左 :大富牧場フライングカウ紹介 / 右 :フライングカウ窓口店舗


 その後、吉野ヶ里町「道の駅吉野ケ里さざんか千坊館」に移動し、交流会を開催しました。
 昼食は、地元女性農業者グループの手づくりお弁当や大富さんのプリンを紹介していただき、参加者同士和やかな雰囲気で話も弾みました。


 グリーンフィンガー代表 本間綾氏と藤津農業女子FJT84代表 安東美由紀氏から、各組織の活動について紹介していただき、「私たちの活動は、若い女性農業者にとって家族に理由をつけて出かけられる機会である。交流会やマルシェ等を通して各自の経営力向上につなげ、ネットワークで地域を元気にしていきたい」と元気の出る言葉で伝えられました。


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グリーンフィンガー(左)と藤津農業女子FJT84(右)の取組紹介


 意見交換会では、コロナウィルスの影響等による新たな販路開拓の取組みも情報交換されました。「農業や地域を元気にするために[佐賀支え愛マルシェ]を三神・藤津農業女子で一緒に開催したい」と声が挙がりました。
 ネットワークが広がったことで、女性農業者の営農意欲の向上や経営参画の促進につながっていくきっかけとなる交流会となりました。


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左 :参加者の自己紹介 / 右 :三神&藤津農業女子 集合写真


 今後、さらに県内の他地区の女性農業者組織へもネットワークを広げ、佐賀県農業の担い手育成に向けて関係機関一体となって支援していきます。

井上大輔

佐賀県杵藤農林事務所藤津農業改良普及センターの井上です。普及員5年目の新米経営担当です(4年間は畜産担当でした)。よろしくお願いします。

大分県
塩崎洋一

久々の肥育対応

2020.10.19

 後継者で肉用牛経営のFくん。社長はお兄さんですが、この日は、肥育を始めた弟さんとの場面です。
 昨年、このFくんが、子牛市場でセリ値が安かった雌牛を持ち帰り、私が配合割合を作った餌(『技術と普及』2013年10月号で紹介)で肥育したところ、500kgを超える枝肉でA5等級の成績となりました。


 これをきっかけに肥育頭数を増やし、通常の肥育や婆牛(ばばうし)の肥育等いろいろとやって、出荷実績を積み重ねて行きつつあります。2年後には肥育の県共進会に出品したいとのこと。

 ならばと、当方の若手の勉強も兼ねて、枝肉の具合を見ようということになりました。餌のやり方や管理の仕方もあわせて、いろいろなやりとりを。これまた、OJTです。


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「しゃんとくびれや」に、「まかせてください、僕も牛飼いの息子です」とAくん。頼もしいルーキーです


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「これがカブリで、ここがロース芯、バラの厚さは、このあたりを見る」。ちなみに、写真を撮ってるのはNさんです

塩崎洋一

大分県豊肥振興局で経営全般の普及活動を展開中です。大分県臼杵市生まれ、九州東海大学卒。昭和63年に畜産普及員で採用されました。実家は平成6年まで肥育農家でした。

大分県
塩崎洋一

肉用牛の育成技術改善とプロジェクト

2020.10.13

 後継者活動のひとつに、自家の経営改善を図るためのプロジェクト活動があります。
 管内B市の後継者組織では、昨年度、発表委大会で総合優勝を勝ち取りました。これに続いて今年度も、その発表課題の続きをやっていたところ、青年の定例会で、牛の話になりました。

 「それなら、"ふりかけ"、やってみろうぜ、理屈はこうじゃ」とやってみることになったのですが、当然、それだけで終わらせないのが普及員。「そんなら、これをプロジェクトにしようや」と説得。やってみることになって、毎月の発育状況を把握することとなりました。部門担当は久しぶりに普及現場に着任したNさん。青年と一緒にプロジェクト開始となりました。

・青年の自家経営での課題発見、課題の共有。問題の係数把握と目標設定。
・これによるプロジェクト活動のプロセス。
・その中で、どのように現場で数字を把握するか。
・これを整理しながら変化をつかんで、結果を考察、実際に効果があったかどうかを並行してまとめる。
・青年の自家経営課題を解決する方向が出れば、これを地域、産地として手法を普及させていく。

 普及活動の真髄がここにある、と勝手に思っています。


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「体高XX.Xcmです」と、Nさん。
「違う、俺が測る。△△.△じゃねーか、もう一回はかれ」と塩崎。
「あっ、△△.△でした。」
「そらそうじゃ、尺竿(しゃくざお)(※)が斜めじゃったんじゃ、しゃんと測れ、こげんふうに竿を持って、こげえ見らんと、斜めが分らんのじゃ」

まさにOJTです

「しゃくざお」は方言かと思います。体高計のことです

塩崎洋一

大分県豊肥振興局で経営全般の普及活動を展開中です。大分県臼杵市生まれ、九州東海大学卒。昭和63年に畜産普及員で採用されました。実家は平成6年まで肥育農家でした。

島根県
長妻武宏

えごまの産地

2020.10. 5

 島根県では、「えごま」の栽培面積が100haを超え、全国一位の作付けとなっています。
 私の担当地域である大田市は、奥出雲町、川本町に次いで県内で3番目に面積が多く、令和元年には、山間部を中心に水田を利用して、約19haで栽培がおこなわれています。


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えごまの花


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えごま畑


 水田のイノシシ被害の防除については、比較的対策が施されている地域ですが、露地野菜のサル被害の防除は難しく、サルの被害が少ない品目ということで、「えごま」の栽培面積が拡大しています。裏を返せば「えごま」のように、サルの被害が少ない作物でないと、農作物を作ることが難しい地域になってきたと言えるかもしれません。

 とりあえず、ハウスに侵入してくるサル対策の指導を急ぐ必要があると考えています。

長妻武宏

島根県の長妻です。畜産が専門の普及員ですが、過去には、イノシシの研究などもしていました。島根農業の応援団員としてになりたいと思っています。

岩手県
菅野千聖

業務内容を紹介します!ヤマブドウ編②

2020.10. 2

 こんにちは! 岩手県久慈農業改良普及センターの菅野(かんの)です。第4回は前回に続き、ヤマブドウに関する業務についてご紹介します!

 9月下旬から寒くなってきたので、ヤマブドウも色づいて糖度が上がってきました。間もなく収穫の時期を迎えます。


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色づいたヤマブドウ。そろそろ収穫期です!


 近年、ヤマブドウはワイン原料としての需要が増加しており、ワイン加工適性の高い系統の普及拡大が求められていました。

 そこで、普及センターでは、地域の生産者が選抜した「高森早生系」と「佐藤系」という新しい系統の生育特性と、ワイン加工適性を調査しています。

 「高森早生系」は収穫期が早い、「佐藤系」は病気に強いという特徴をそれぞれ持っている有望な系統です。ワイン加工適性が高ければ、今後地域の主力系統になっていくことが期待されています。


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高森早生系(左)と佐藤系(右)
 

 これから、収穫したヤマブドウを系統ごとにワインに加工し、香りや味の評価を実施する予定です。新しい系統がおいしいワインになってくれることを期待しています!

菅野千聖

岩手県久慈農業改良普及センター経営指導課の菅野千聖(かんのちさと)と申します。園芸経営体の経営発展支援と地域特産果樹(ヤマブドウ)の担当をしております。県職員歴は8年目、普及員としては5年目となりました。
本県の農業の現状や久慈地方の良さを皆様にわかりやすくお伝えできるよう頑張りますので、よろしくお願いします!

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