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島根県
長妻武宏

島根県GAP:食用ほおずき現地審査

2021.07.19

 大田市では、食用ほおずき(美味しまねゴールド)を栽培する新規就農者がいます。今年の2月から、担当となりました。


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 ネットなどで調べて勉強しているようなので、栽培方法については、ほぼ指導することはありませんが、島根県版GAP取得のための指導を3月から行っています。
 ほおずき以外の野菜も栽培しているため、作業の合間や雨の日に、チェック項目に沿って準備をしていきました。
 審査では不適合が5項目ありましたが、書類の不備や掲示だったため、是正報告は容易にできる範囲です。


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 実は「食用ほおずき」は今まで食べたことがなく、今回初めて食べてみました。
 子供の頃に、お盆に飾ったほおずきの実がおいしそうだったのでかじってみたことがありますが、青臭くて苦いような味でした。そんな経験もあり、一口目は勇気がいりましたが、甘くてパリッとした食感の果物。何に例えていいのか分かりませんが、何個でもいけるという感じです。
 認証は、10月以降の予定です。

長妻武宏

島根県の長妻です。畜産が専門の普及員ですが、過去には、イノシシの研究などもしていました。島根農業の応援団員としてになりたいと思っています。

blog_fukyu_gotom_f.jpg 大分県
後藤美智子

かぼすの夏

2021.07.12

 今回も『かぼす』です。
 当ブログの大先輩である塩崎さんに「もっと気軽に書きなさい」と背中を押されました。少しのことにも、先達はあらまほしきことなり(出典:徒然草)です。


 前回、"着果が多すぎる"と書いた続きです。
 私は生産者へ説明する時に、『多い・少ない。強い・弱い』といった定性的ではなく、『○○個減らしましょう、○○kgにしましょう』と具体的に数字を示して定量的に伝えるよう心がけています(ただし、ちょっと気を抜くと、「多いですね」「少ないですね」と感覚で話してしまい反省します)。


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左 :初結果の樹・摘果必要
右 :デジタルノギスで大きさをはかる


 目指す果実の大きさ(M玉50mm~)にするには、まだまだ果実が小さい(35mm前後)ため、講習会や巡回の中ではデジタルノギスで計測し、生産者には目で見るのと実際にさわってもらいながら確認をしてもらっています。
 大きそうに見える果実も、数字で確認すると今の時期の目標に到達していないことがあります。やはり定性的ではなく、定量的であることは重要です。

 
 かぼすは、今年の生育も順調です。前回の記事にも書きましたが、蒸し暑い夏の日、みなさんの地域でも『かぼす』に限らず、香酸かんきつ類を見かけたら、ぜひ手に取って、色々なお料理に使ってみてください。

後藤美智子

大分県豊肥振興局にて“果樹に関わる人を地域に増やす・地域にやりたい仕事をつくる”を目標に普及活動に取り組んでいます。転職して公務員(農業)になりました。普及員は6年目です。

島根県
長妻武宏

「三瓶そば振興協議会総会」&研修会

2021.07. 8

 GI「三瓶そば振興協議会総会」&研修会に出席しました。


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 GI登録後の昨年の生産量は約15t。今年は昨年より約3.5ha栽培面積が増加する予定で、生産量はまだまだ少ない状態が続きますが、今後も少しずつ面積は広がっていくと思います。


 研修会では、「三瓶そば」の特徴として「信濃一号」に比べてタンパク質が高く、また、小粒なので同じグラム数でも表面積が大きくなり、水回しの時に粘りが出やすく打ちやすいという話がありました。
 「三瓶そば」は三瓶在来種なので、地元で他品種を栽培しないようにして交配を防ぐことも必要だということでした。
 総会後、協議会へは、ジーンバンクの紹介をしました。

長妻武宏

島根県の長妻です。畜産が専門の普及員ですが、過去には、イノシシの研究などもしていました。島根農業の応援団員としてになりたいと思っています。

blog_fukyu_gotom_f.jpg 大分県
後藤美智子

June drop

2021.06.29

 梅雨がすすみ、私の地域の特産果樹である"かぼす"では『生理落果』がはじまっています。生理落果とは、新梢と果実の養分競合です。
 くもりや雨の日が続き、光合成でつくられる養分が不十分だと奪い合いに負けた果実がぽたぽたと樹から離れていきます。


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左 :生理落果で落ちた果実  / 右 :生理落果後の樹上


 それにしても、今年のかぼすは着果が多すぎて、巡回する私は早く生理落果が起きることを祈っていました。かぼすの適正着果量は、『20枚の葉っぱにつき1果』です。今はまだ、5枚の葉っぱに1果くらい着果しています。
 初期肥大にかかわるし、必要以上に残った果実を摘果するのはひと苦労なため、
早く落ちろ、早く落ちろと念じています。


 落ちなかったときは・・・
「どうしたものか」
と園地で出会った生産者がつぶやかれていました。そこで、
「枝ごと落としていいんですよ。来年の枝(結果母枝)は切らないように気を付けながら、果実ばっかりの枝は、摘果のかわりに間引きましょう」
とお話しています。かぼすは、8月に入ると収穫をはじめるため、いかに効率よく手をかけられるかが、ポイントです。


 下の写真は、出荷のはじまっているハウスかぼすのものです。包丁をいれるとそれだけで果汁が、ぷしゅっとはじけます。それぞれの地域には、その地域ならではのすっぱいかんきつ類があると思います。その中の一つとして今年の夏は、かぼすを見かけたらぜひ絞って味わってみてください。


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左 :6月から出荷のはじまっている加温かぼすの断面。ジューシー
右 :7月から出荷する無加温かぼす果肉の色の違いをみてください


 かぼすの由来、料理での使い方は、以下を参照ください。
 ▼大分県カボス振興協議会 ホームページ


後藤美智子

大分県豊肥振興局にて“果樹に関わる人を地域に増やす・地域にやりたい仕事をつくる”を目標に普及活動に取り組んでいます。転職して公務員(農業)になりました。普及員は6年目です。

島根県
長妻武宏

認定新規就農者「三瓶山でニンニク栽培」

2021.06.18

 令和元年に大田市三瓶町にUターンして、ニンニク栽培をする認定新規就農者を昨年度から担当しています。現在、就農してから2回目の出荷をしています。


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 昨年は、葉が枯れて土中のニンニクの皮がなくなる症状がありました。普及指導員専用サイトで質問したところ、病気ではなく収穫遅れだということがわかり、今年は5月中旬から収穫をする計画をしていました。
 まさかの梅雨入りで最初は雨続きでしたが、今年の梅雨は中休みで晴れが続くこともあって、収穫が進みました。


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 3月には、島根版GAPの「美味しまね認証GOLD」(大田市の認定新規就農者初)を取得し、今回から"食べチョク"での販売も始めました。2年続けて病害虫の発生もなく、今年も無農薬で出荷することができました。


にんにくの景山(食べチョク)


長妻武宏

島根県の長妻です。畜産が専門の普及員ですが、過去には、イノシシの研究などもしていました。島根農業の応援団員としてになりたいと思っています。

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