(カゴメほか)生鮮トマトの品質情報を非破壊で検出するAI選果機を共同開発し、データ蓄積を開始
2024年12月20日
カゴメ(株)、シブヤ精機(株)、農研機構、(株)AGRI SMILE、京都大学、いわき小名浜菜園(株)は、生鮮トマトの廃棄ロス低減を目指してコンソーシアムを形成。研究の第一段階として、AI選果機をコンソーシアムで共同開発し、トマト集荷場に実装。トマトの選果工程において、果実一つ一つの外部・内部品質を検査し、傷や色みなど、20項目のデータを収集することが可能となった。
研究の次の段階として、AI選果機によって得られたデータを既存の栽培、流通に関するデータと双方向に連携させ、潜在的な品質不良を防ぐ栽培技術と流通システムを構築し、実用に向けた実証を行うこととしている。この仕組みの構築により、生鮮トマトの品質不良による、廃棄ロスの低減の実現を目指す。
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