米に関するマンスリーレポート(令和7年11月号)の公表について
2025年11月21日
農林水産省は、米に関する価格動向や需給動向に関するデータを集約・整理した「米に関するマンスリーレポート(令和7年11月号)」について取りまとめた。
●令和7年産主食用米の予想収穫量(10月25日現在)は、生産者が使用しているふるい目幅ベースで718万1千トン(前年に比べ66万2千tの増加)。ふるい目幅1.70mmベースで746万8千t(前年に比べ67万6千tの増加)。予想収穫量は平成29年以来最大の見込み。
●令和7年9月末の出荷及び販売段階における民間在庫は、対前年同月差+47万玄米tの196万玄米t。また、流通段階別でみると出荷段階で対前年同月差+30万玄米tの143万玄米t、販売段階で+17万玄米tの53万玄米tとなっている。
●令和7年産米の令和7年10月の相対取引価格は、全銘柄平均で37,058円/玄米60kgで、対前年同月+13,238円(+56%)、対前月+163円(+0%)となった。また、取引数量は、33.7万t(対前年同月比+23%)となった。年産平均価格36,965円/玄米60kgは、出荷業者と卸売業者等との間の取引価格としては、比較可能な平成2年以降で過去最高の価格である。
●令和7年産米の令和7年10月の相対取引契約数量は、33.7万tで、出回りからの契約数量は前年同期差▲6.5万tの51.7万tとなった。
●米穀機構の米取引関係者の判断に関する調査(令和7年10月分)によると、主食用米の需給動向の現状判断は前回調査と比べて▲12ポイントの「大幅に減少」、見通し(向こう3カ月)判断は▲10ポイントの「大幅に減少」。米価水準の現状判断は前回調査と比べて±0ポイントの「横ばい」 、見通し(向こう3カ月)判断は▲18ポイントの「大幅に減少」。
●米穀機構が公表している「米の消費動向調査」(令和7年9月分)によると、1人1カ月当たりの精米消費量は、前年同月比▲1.8%。うち、家庭内での消費量は前年同月比▲1.3%、中食・外食では▲2.9%。
●精米購入時の動向について、入手経路は「スーパーマーケット」が最も多く、次いで「家族・知人などから無償で入手」、「インターネットショップ」の順。精米購入経路別の購入単価は、「米穀専門店」が最も高く、次いで 「農協(店舗・共同購入含む)」、「スーパーマーケット」の順。令和7年9月の家庭内の月末在庫数量は6.6kg。
●総務省が公表している消費者物価指数(令和2年基準)によると、令和7年9月の米類の指数は対前年同月比+49.2%の208.2ポイント。
●総務省が公表している小売物価統計によると、令和7年109月のうるち米の小売価格(5kg当たり)は、コシヒカリで対前年同月比+43.1%の5,421円。コシヒカリ以外の銘柄の平均では、対前年同月比+38.4%の5,248円。
●米穀販売事業者における令和7年9月の販売数量は、対前年同月比で小売事業者向けが99%、中食・外食事業者等向けが94%で、全体としては96%。(令和元年9月の販売数量と比較すると88%)。前年同月を基準にした令和7年9月の販売価格の値動きは、小売事業者向け138.7、中食・外食事業者等向け173.9。
●令和7年10月の小売価格(POSデータ)の平均価格(5kg当たり)は、対前月差+20円(+0.5%)、対前年同月差+814円(+24.0%)の4,209円。
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