提供:(一社)全国農業改良普及支援協会 ・(株)クボタ


農業のポータルサイト みんなの農業広場

MENU

トピックス



令和7年8月の米穀流通の動向(集荷、販売、民間在庫)

2025年10月02日

農林水産省は、「令和6年産米の産地別集荷・販売状況(令和7年8月末)」、「民間在庫の推移(令和7年8月末)」及び「米穀販売事業者における販売数量・販売価格の動向(令和7年8月)」について、米の出荷・販売業者、団体等から報告のあった内容を取りまとめた。


●令和7年8月末現在の出荷業者の全国の集荷数量は243.2万玄米t(対前年同月差▲14.2万玄米t)、契約数量は248.2万玄米t(対前年同月差▲6.5万玄米t)、販売数量は207.4万玄米t(対前年同月差▲19.2万玄米t)となっている。なお、これらの数値は、いずれも売り渡した政府備蓄米の数量(販売数量報告(8月分確報)の令和6年産の集荷数量14.0万玄米t、販売数量14.0万玄米t)を含んでおり、これを除くと、集荷数量は229.2万玄米t(対前年同月差▲28.2万玄米t)、販売数量は193.4万玄米t(対前年同月差▲33.2万玄米t)となる。


●令和7年8月末現在の全国の民間在庫は、出荷・販売段階の計で83万玄米t(対前年同月差+18万玄米t)で、出荷段階は50万玄米t(対前年同月差+6万玄米t)、販売段階は33万玄米t(対前年同月差+12万玄米t)となっている。なお、この数値は、売り渡した政府備蓄米の数量1.8万玄米tを含んでおり、これを除くと、出荷・販売段階の計で82万玄米t(対前年同月差+16万玄米t)となる。


●米穀販売事業者が販売している精米の全体数量・価格(売り渡した政府備蓄米を含む)の動向を指数化した。小売事業者や中食・外食事業者に対して直接売り渡される随意契約による政府備蓄米の出回りに伴うこれらの事業者向けの販売量の減少の影響等により、令和7年8月の販売数量は前年同月比87.4%(うち小売事業者向けは前年同月比84.4%、中食・外食事業者等向けは前年同月比91.0%)。また、令和7年8月の販売価格は、小売事業者向けは前年同月比152.6%、中食・外食事業者等向けは前年同月比174.8%となっている。


詳細はこちらから