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(横浜市立大学ほか)アジア在来コムギの黄さび病抵抗性の遺伝的基盤を解明~木原博士以来収集された在来品種の育種活用へ~

2025年06月06日

横浜市立大学、京都大学、国際農林水産業研究センターらのグループは、高精度のゲノム情報と最新の解析手法を用いて在来品種を中心とするアジアのコムギ交配系統の黄さび病抵抗性を解析し、特にヒマラヤ山脈南側の地域の在来品種のゲノムに黄さび病抵抗性を司る領域があることを解明。この発見により、栽培品種にはない遺伝的多様性を持つアジアの在来品種の有用性が示された。
本研究で得られた知見を育種に応用することで、気候変動下においても病害に強いコムギの作出が可能となり、食料の安定供給に貢献できるものと期待される。


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