提供:(一社)全国農業改良普及支援協会 ・(株)クボタ


農業のポータルサイト みんなの農業広場

MENU

トピックス



(農畜産業振興機構)「砂糖類・でん粉情報」最新号5月号をホームページに掲載

2025年05月12日

(独)農畜産業振興機構は、「砂糖類・でん粉情報」最新号5月号をホームページに掲載。


《記事の一例》
【話題】
分かりやすい食品表示を目指した今後の制度の方向性
 (一般財団法人消費科学センター 代表理事(宮城大学名誉教授) 池戸重信)

 食品表示制度は、平成25年に「食品表示法」が制定されてから、同法に基づく「食品表示基準」が内閣府令として平成27年に告示され、今年で10年が経過しました。令和5年に消費者庁に食品表示懇談会が設置され、食品表示制度の見直しの検討が始まり、さらに新たな消費者基本計画および食料・農業・農村基本計画においても、今後5年間の消費者および食品表示の位置付けが示されるなど食品表示制度の転換期を迎えています。このように転換期を迎えた食品表示制度について、消費者の認識などがどのような状況にあるのか、解説します。


【調査・報告】
種ばれいしょ生産の現状と今後:産地での聞き取り調査を基に
 (東北大学大学院農学研究科 教授 関根久子)

 本稿では種ばれいしょに関する国の法令、北海道独自のジャガイモシストセンチュウに関するルールについて示し、次に産地での聞き取り調査を基に、種ばれいしょ生産の状況について報告します。オホーツク地域では、種ばれいしょの供給体制が農協により異なっていましたが、種ばれいしょを十分に供給するためには各農協が一体となって取り組む必要があり、オホーツク農業協同組合連合会を中心とした取り組みが急がれています。


効率的なサトウキビ栽培で、ワークライフバランスを実現!~喜界島のサトウキビ生産を支える開孝行氏~
 (鹿児島事務所 大石美香)

 喜界島においてサトウキビは重要な基幹作物の一つですが、高齢化や担い手不足により生産者数は年々減少傾向にあり、サトウキビ生産量の維持が課題となっています。同島で有数の大規模生産者である開孝行氏は、サトウキビ生産において、大学生を実習生として受け入れるとともに、機械化により効率的に栽培を行うことで自身の経営の大規模化を進めているほか、高齢農家の作業を受託し、地域のサトウキビ生産の維持・拡大に貢献しています。開氏のサトウキビ生産の取り組みについて、現地調査を基に報告します。

【海外情報】
フランスのばれいしょでん粉生産とその動向~生産状況の変化と生産維持に向けた動き~
 (調査情報部 福寿悠星、岡田真希奈)

 欧州ばれいしょ生産の中心的な存在であるフランスでは、主に同国北部でばれいしょでん粉が生産されています。近年、でん粉原料用ばれいしょの生産量が競合作物への生産転換やでん粉工場の閉鎖など複合的な要因により減少していることから、同国の関係者は生産維持のための対応を迫られています。現地での調査を基に、でん粉生産の状況と動向について報告します。


その他、詳細はこちらから


 ▼砂糖類関係情報
 ▼でん粉関係情報