「2024年の農林水産物・食品の輸出実績」について
2025年02月06日
農林水産省は、「2024年の農林水産物・食品の輸出実績」を取りまとめた。
2024年の農林水産物・食品の輸出額は、過去最高の1兆5,073億円となり、対前年比では3.7%の増加。額では533億円の増加となった。
農産物の実績は9,818億円(対前年比+8.4%)。
輸出先は、1位がアメリカ(前年3位)、2位が香港(前年同)、3位が台湾(前年4位)となった。
○中国及び香港向けが水産物の輸入規制の影響を受け、大きく減少したが、中国及び香港以外の国・地域向けが大きく増加した結果、対前年比+3.7%と昨年を上回った。
○国・地域別の輸出額では、米国、台湾、韓国向けなどの輸出上位国が2桁%の伸びを記録するなど、多くの国・地域が対前年比プラスを記録。
○品目別の輸出額では、ソース混合調味料、緑茶、牛肉、米などが2桁%の伸びを記録した一方、水産物の多くが中国・香港による輸入規制の影響で対前年比マイナスとなった。
○関係者からの聞き取りでは、日本食レストランの増加、インバウンドによる日本食人気の高まり等を背景とした好調な外食需要のほか、事業者の販路拡大の取組等の進展が輸出増加の主な要因であった。
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