(令和5年度 食料・農林水産業・農山漁村に関する意識・意向調査)「国産チーズの消費拡大に関する意識・意向調査結果」
2024年05月14日
農林水産省は、「国産チーズの消費拡大に関する意識・意向調査結果」を公表。
消費者2,000人及びチーズ製造事業者188経営体を対象に、令和6年1月中旬から令和6年2月中旬にかけて、国産チーズの消費拡大に関する意識・意向について調査を実施、消費者2,000人及びチーズ製造事業者151経営体から回答を得た。
●日頃どの程度チーズを購入しているかについては、「毎月1回程度」が20.1%、「毎月2~3回程度」が18.9%。
●日頃チーズを購入する理由については、「おいしいから」と回答した割合が62.4%、「自分が好きだから」が46.1%、「家族が好きだから」が32.5%。また、「カルシウムが摂取できるから」が31.8%、「たんぱく質が摂取できるから」が28.5%、「健康によいイメージがあるから」が24.9%と、栄養面や健康面を理由とする割合も高かった。
●チーズ購入時に国産であることを意識しているかについては、「ラベルや食品表示を見て国産のチーズを購入するように意識している」と回答した割合が32.9%。一方、「生産国は意識していない」と回答した割合は59.7%。
●国産チーズを購入する理由については、「安心感があるから」と回答した割合が80.5%、「美味しいから」が48.2%。
●チーズ製造を始めた理由・きっかけについては、「乳製品製造事業における新部門設立」と回答した割合が52.3%、「酪農経営の6次産業化」が29.1%、「地元の活性化」が27.2%。
●消費者の声を製造に反映するために実施している取組については、「SNSの活用」と回答した割合が45.7%、「試食販売の実施」が36.4%、「問い合わせ窓口を設置」が34.4%。
●チーズ製品の品質向上のために行っている取組については、「衛生管理の見直し」と回答した割合が94.0%、「製造工程の見直し」が88.0%、「同業者との情報交換」が80.8%。
その他、詳細はこちらから