(農研機構)「圃場一筆毎の肥効を見える化する土壌環境API標準作業手順書(概略版)」を掲載
2023年11月10日
農研機構は、「圃場一筆毎の肥効を見える化する土壌環境API標準作業手順書(概略版)」を作成、ホームページに掲載した。
本標準作業手順書は、主に営農支援システムを提供するベンダー向けに、全国農地を対象とした圃場一筆毎の緩効性肥料と有機質資材の肥効を可視化する土壌環境API(Application Programming Interface)の仕様をまとめたものである。
土壌環境APIとは、圃場一筆毎に土壌特性を調べることができるA-土壌図を基盤情報として開発した土壌温度水分を推定するAPI、緩効性肥料からの養分供給を推定するAPI、有機質資材からの養分供給を推定するAPIの3APIの総称である。ベンダーは本APIを利用することで、有機質資材を高度利用するための生産者向け施肥設計サービス等を提供することが可能となる。
また、手順書ではエンドユーザー(生産者・営農指導員)による本APIを用いた減化学肥料栽培の実証試験の結果、露地野菜の生育予測モデルへの適用事例を紹介している。
詳細はこちらから