（公社）米穀安定供給確保支援機構は、「令和３年産 水稲の品種別作付動向」を公表。
米の生産に係る基礎的な資料として、水稲の品種別の作付割合について、毎年道府県行政等から情報提供のあった数値を基に独自に推計し、年産ごとに水稲の品種別作付動向を公表しているものである。

●令和３年産うるち米（醸造用米、もち米を除く）における作付順位は以下の通り（上位５品種の順位の変動なし）。
①「コシヒカリ」　（作付割合３３．５％）
②「ひとめぼれ」　（同　８．８％）
③「ヒノヒカリ」　（同　８．３％）
④「あきたこまち」（同　６．９％）
⑤「ななつぼし」　（同　３.０％）

●上位１０品種のうち、作付割合が前年産より減少したのは、「コシヒカリ」、「ひとめぼれ」、「ななつぼし」の３品種。増加したのは「あきたこまち」、「きぬむすめ」、「こしいぶき」の３品種で、順位の変動があったのは１０位「こしいぶき」（前年１２位）のみ。

●うるち米の作付割合上位１０品種が全体に占める割合は７０．９％（前年７１．７％）。上位２０品種では８０．７％（前年８１．５％）であった。

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