令和3年度野生鳥獣資源利用実態調査結果
2022年09月27日
農林水産省は、「令和3年度野生鳥獣資源利用実態調査結果」を公表。
●食肉処理施設が令和3年度に処理した野生鳥獣のジビエ利用量は2,127tで、前年度に比べ17.5%増加した。このうち、食肉として販売した数量は1,324tで、前年度に比べ11.7%増加。鳥獣種別では、シカが947tで 27.5%増加、その他鳥獣が20tで33.3%増加したものの、イノシシが375tで16.4%減少した
●食肉処理施設が処理した野生鳥獣の解体頭・羽数は14万4,896頭・羽で、前年度に比べ7.9%増加した。鳥獣種別にみると、シカが9万9,033頭で15.4%増加、その他鳥獣が1万6,197頭・羽で18.6%増加したものの、イノシシが2万9,666頭で14.7%減少した
●食肉処理施設で野生鳥獣を処理して得た金額は39億3,700万円で、前年度に比べ12.6%増加した。このうち、食肉の販売金額は34億800万円で、前年度に比べ9.7%増加し、鳥獣種別にみると、シカが20億5,600万円で41.6%増加、その他鳥獣が8,400万円で47.4%増加したものの、イノシシが12億6,800万円で20.7%減少した
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