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(農研機構ほか)日本の2000年から2015年の窒素収支を解明-持続可能な窒素利用の実現に向け基礎情報を提供-

2021年08月26日

農研機構らの研究グループは、日本の全ての人間活動と環境を対象に2000年から2015年の窒素収支を解明し、大気や水域への窒素排出の実態を明らかにした。その結果、国民一人当たりの廃棄窒素は年間41~48kgで、同時期の世界平均の約2倍であることや、廃棄窒素の発生量に対して環境に排出される反応性窒素は3分の1程度に抑えられていることなどが明らかになった。
本成果は、将来世代の持続可能な窒素利用、すなわち、肥料や工業原料としての窒素の恩恵を保ちながら、環境の窒素汚染を防ぐ技術の開発や政策の立案に役立つものとされている。


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