提供:(一社)全国農業改良普及支援協会 ・(株)クボタ


第2回神崎町スマート農業実証プロジェクト研究会推進会議及び実演会の開催

2020年10月16日

~千葉県香取地域における大規模水田輪作体系のスマート農業の実証~


 令和2年9月16日(水)に千葉県神崎町役場会議室において第2回神崎町スマート農業実証プロジェクト研究会推進会議が開催された。
 はじめに、生産者代表として農事組合法人神崎東部の大原代表理事からの挨拶と、来賓として農林水産省関東農政局の堺田次長の挨拶があった。
 続いて議事に入り、今年度の事業の推進状況及び実証データの確認について、実証代表機関である神崎町の石橋課長補佐、農事組合法人神崎東部の石橋理事及び進行管理役である香取農業事務所の堀田普及指導員からの説明の後、熱心な検討が行われ、最後に農研機構中央農業研究センターの高橋専門POからの講評で会議が終了した。
 会議後、農事組合法人神崎東部の実証圃場において、クボタ普通型アグリロボコンバイン(WRH1200A)による稲収穫作業と隣接圃場でのクボタアグリロボトラクタ(SL60A)による耕うんの協調作業の実演が行われた。


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左 :農事組合法人神崎東部の大原代表理事の挨拶
右 :会議の様子


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左 :実演会の様子
右 :アグリロボトラクタによる耕うん作業


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普通型アグリロボコンバインコンバインによる収穫作業
benri_movie1.jpg(動画を再生)


【実証地区の概要】
1.実証の背景とねらい
●担い手不足により受託面積が加速度的に増加(毎年2~5ha増加)
●作業時間の増大による作業員の負担増
●作業員の技術格差や管理の村により収量の維持が課題
⇒現状の80ha規模から、将来的には100ha超の水稲・小麦・大豆の大規模水田経営を目指した技術体系を確立する。


2.実証農場の概要
実証面積 85.9ha(水稲60.3ha、麦・大豆25.6ha)


3.実証内容
①経営管理システムにより、機械稼働時間や作業内容、作物の生育状況、資材管理などを行い、早期出荷に対応した適期作業管理を行う。併せて、移植と直播を組み合わせ、作業の分散化を図る。
②自動運転トラクターや直進キープ田植機を用いて、少人数の作業員による高効率の機械作業を実施する。
③水管理システムによる、水田の用水管理に係る労力の削減効果を実証する。
④収量、食味値のメッシュマップ技術と、圃場ごとの収量管理を行い次期作の基肥対応技術の効果を実証する。


4.達成目標
 コメ生産コストを過去平均値から約1割削減(10,879円/60kg⇒9,600円/60kg)


5.実施体制
実証代表機関 :神崎町
共同実証機関 :千葉県香取農業事務所改良普及課、NPO法人ちば農業支援ネットワーク、(一社)全国農業改良普及支援協会、(株)クボタ、クボタアグリサービス(株)、(株)関東甲信クボタ、かとり農業協同組合、JA全農千葉県本部、千葉県立下総高等学校
生産者 :農事組合法人神崎東部


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※本実証課題は、農林⽔産省「スマート農業技術の開発・実証プロジェクト(課題番号:大C07、課題名:「千葉県香取地域における大規模水田輪作体系のスマート農業実証」~、事業主体:国⽴研究開発法⼈農業・⾷品産業技術総合研究機構)」の⽀援により実施された。