提供:(一社)全国農業改良普及支援協会 ・(株)クボタ


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「アンドファームスマート農業実証コンソーシアム」令和2年度中間検討会及び現地検討会を開催(岩手県盛岡市及び八幡平市)

2020年08月31日

 8月3日、岩⼿県⺠情報交流センター会議室において、「アンドファームスマート農業実証コンソーシアム」令和2年度中間検討会が開催され、関係者約50名が参加した。

 検討会では、以下の実証項⽬ごとに実証の状況、評価等について熱⼼に議論が⾏われた。

①キャベツのスマート農業技術体系実証
②だいこんのスマート農業技術体系実証
③ながいものスマート農業技術体系実証
④リモートセンシングによる生育モニタリング実証
⑤軽労化技術の実証
⑥病害虫防除作業の効率化実証
⑦経営管理高度化技術の実証


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左 :岩手県農林水産部農業普及技術課の髙橋農業革新支援課長の挨拶
右 :検討会の様子


 8月3日の中間検討会に引き続き、4日(水)9:30から、(株)アンドファームの実証農場 (岩手県八幡平市)で、現地検討会が開催された。当⽇は梅雨明けの好天の中、関係者約50名が参加して実証技術の実演、検討が⾏われた。


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(株)アンドファームの三浦代表取締役社長の挨拶


1.中耕除草作業の高精度化(キャベツ)
 トラクタと中耕除草機に自動操舵補助システムを装着してキャベツの中耕除草作業の実演を行い、作物の損傷を最小限にできる技術の効果を確認した。


2.防除用マルチローターによるキャベツの防除作業
 タンク容量10Lと16Lの2種類の防除用マルチローターによる液剤散布の実演を行い、効率的散布技術を確認した。


3.自動式大根ハーベスターによるだいこん収穫作業
 自動式大根ハーベスターによるだいこん収穫作業の実演を行った。


この他、全自動野菜移植機によるキャベツ苗の定植作業の実演を行い、植付効率と植付精度を確認した。


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自動操舵補助システムを装着したトラクタと中耕除草機による中耕除草作業の実演の様子 benri_movie1.jpg(動画を再生)


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左 :タンク容量10Lと16Lの2種類の防除用マルチローター 
右 :防除用マルチローターによるキャベツの防除作業のデモの様子


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左 :だいこん自動収穫機の実演説明の様子 benri_movie1.jpg(動画を再生)
右 :全自動野菜移植機によるキャベツ苗定植作業の実演の様子 benri_movie1.jpg(動画を再生)


*アンドファームスマート農業実証コンソーシアム構成員
代表機関  :岩手県農林水産部
生産者   :株式会社アンドファーム
共同実証機関:株式会社みちのくクボタ、一般財団法人リモートセンシング技術センター、株式会社スカイマティクス、株式会社サステクノ、(一社)全国農業改良普及支援協会、全国農業協同組合連合会岩手県本部、新岩手農業協同組合、岩手町
 

※本実証課題は、農林水産省「スマート農業技術の開発・実証プロジェクト(課題番号:露B02、課題名:中山間地域の土地利用型野菜輪作体系における省力性・生産性向上に向けたスマート農業技術一貫体系の実証」(事業主体:国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構)の支援により実施された。


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