提供:(一社)全国農業改良普及支援協会 ・(株)クボタ


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「アンドファームスマート農業実証コンソーシアム」現地検討会および中間推進会議を開催(岩手県岩手町)

2019年09月24日

 9月2日(月)、「アンドファームスマート農業実証コンソーシアム」の主催で、現地検討会と中間期の推進会議が開催された。


「現地検討会」
 午前に(株)アンドファームの実証圃場において行われた検討会では、はじめに八幡平農業改良普及センターの中村所長から、実証事業の取り組みの特徴および実証の進捗について、また、(株)アンドファームの三浦代表取締役社長からは地区の野菜産地づくりの経過と中山間地の傾斜地基盤改善の歴史、各関係機関の協力に対して御礼の挨拶があった。 


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八幡平農業改良普及センターの中村所長(左)と(株)アンドファームの三浦代表取締役社長(右)の挨拶


 続いて八幡平農業改良普及センターの千田主査農業普及員から実証圃場の設置状況(慣行区、実証区等)と作業進捗、キャベツの生育経過についての報告が、また、(株)みちのくクボタからは導入機械の説明が行われた。


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左 :八幡平農業改良普及センターの千田主査農業普及員による実証圃の概要説明
右 :広大な実証圃場

 
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(株)みちのくクボタによる機械の説明。中耕除草作業機(左)と病害虫防除作業機(右)


「中間推進会議」
 午後からは、いわて県民情報交流センターにおいて、中間推進会議が実施された。
 はじめに岩手県農林水産部農業普及技術課の菊池総括課長から、コンソーシアム各機関の連携について、さらなる推進、協力の依頼があった。


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 続いて八幡平農業普及センター岩手町駐在の高橋経営指導課長の進行により、5推進課題に分けて、各担当からの報告の後に、検討が行われた。


 最後に、農研機構革新工学センター大森定夫専門PO(プログラムオフィサー)が、「実証期間は2年間。出口を明確にし、現地に有益な実証としてほしい」と、まとめた。


※コンソーシアム構成機関
代表機関  :岩手県農林水産部
生産者   :株式会社アンドファーム
共同実証機関:株式会社みちのくクボタ、一般財法人リモートセンシング技術センター、株式会社スカイマティクス、株式会社サステクノ、(一社)全国農業改良普及支援協会、全国農業協同組合連合会岩手県本部、新岩手農業協同組合、岩手町


※本実証課題は、農林水産省「スマート農業技術の開発・実証プロジェクト(課題番号:露B02、課題名:中山間地域の土地利用型野菜輪作体系における省力性・生産性向上に向けたスマート農業技術一貫体系の実証、事業主体:国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構)」の支援により実施しております。


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