SDGs未来杜市真庭スマート農業オープンラボお披露目会の開催
2019年06月21日
5月21日の第一回推進会議に続き、6月4日に展示機械の実演、お披露目会が行われ、約100名の参加があった。
農事組合法人寄江原圃場に設けられた会場で、実証生産者を代表して矢萩正孝代表理事、主催者として岡山県農林水産部の吉本誠一郎食農政策企画監、その後、太田昇真庭市長からの挨拶があり、来賓の農林水産技術会議事務局からは、当実証事業による中山間地域での水田農業の課題解決と人材育成に期待が寄せられた。
農事組合法人寄江原の矢萩正孝代表理事(左)と太田昇真庭市長(右)
式典では、農機具引き渡し式として導入機械、施設のシンボルキーが矢萩組合長へ引き渡され、その後、田植え作業が開始された。
実証圃場では、直進キープ田植機と同時にドローンの実演があり、太田昇市長自らが田植機の試乗実演を行った。
(株)中四国クボタからは水管理システム施設、直進アシスト機能付トラクター、食味・収量コンバインの展示・説明が、また、難波秀臣寄江原組合副代表によるラジコン草刈機の実演が行われた。
左 :農機具引き渡し式
右 :直進キープ田植機(太田昇市長試乗)(NW6S)とドローンの実演 (動画を再生)
水管理システム(WATARAS)(左)とラジコン草刈機(ARC-500)(右) (動画を再生)
SDGs未来杜市真庭スマート農業オープンラボでは、集落営農組織が条件不利圃場を含めた集落の農地を守りながらも、儲かる営農を継続させるために、この事業を活用し、同じ課題を抱える中山間地の水田農業を次世代につなげ、儲かる楽しいスマートな営農を実現していくことをテーマにして進めている。
※本実証課題は、農林水産省「スマート農業技術の開発・実証プロジェクト(課題番号:中G08、課題名:集落営農法人による持続可能な中山間地地域営農体系の実証、事業主体:国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構)」の支援により実施されました。