神崎町スマート農業実証プロジェクト研究会 ~スマート農機実演会~
2019年06月19日
6月11日千葉県神崎町において、第1回スマート農業実証プロジェクト研究会推進会議(5月29日)に続き、スマート農機実演会が開催された。関係機関をはじめ地域農業者等、多くの参加があった。
神崎町スマート農業実証プロジェクト研究会は、「発酵の町こうざき」と呼ばれる、千葉県で一番小さい自治体神崎町で、県内で唯一この事業に取り組んでいる。急速に進む農地の集積に対応するため、スマート技術を取り入れた新しい農業経営を実証し、未来の農業の一助とするため、本事業で実証する機械や施設などを地域の農業者、関係機関に随時お知らせし、検討する機会を提供することとしている。
はじめに農事組合法人神崎東部の大原代表理事、農林水産省関東農政局の石曽根地方参事官、株式会社関東甲信クボタの大和代表取締役社長の挨拶から始まり、今回導入される機械の紹介(神崎町まちつくり課)と実演(株式会社クボタ)が行われた。
実演会ではアグリロボコンバイン(自動運転)、アグリロボトラクタ(無人運転)の実演が行われた(予定されていたマルチローターのデモフライトは、悪天候のため中止となった)。
左 :農事組合法人神崎東部の大原代表理事
右 :農林水産省関東農政局の石曽根地方参事官
左 :株式会社関東甲信クボタの大和代表取締役社長
右 :アグリロボコンバインの実演 (動画を再生)
収量メッシュマップコンバインの紹介(DR6130S-PFQW-C)
●事業導入予定機械
・自動運転トラクタ(アグリロボトラクタ SL60AHCQMANE-A3P)
・GPS連動直線キープ田植機、オートステア装置→既存トラクタに装着(トプコンオートステア kit-X35-AG14-GEN2)
・遠隔水管理システム(WATARAS)
・農業用マルチローター(MG-1SAK)
・収量メッシュマップコンバイン(DR6130S-PFQW-C)
・汎用ロボットコンバイン(WRH1200A-2.1)
・KSAS連動乾燥システム
関連情報
▼第1回神崎町スマート農業実証プロジェクト研究会推進会議の開催
※本実証課題は、農林水産省「スマート農業技術の開発・実証プロジェクト(課題番号:大C07、課題名:千葉県香取地域における大規模水田輪作体系のスマート農業実証、事業主体:国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構)」の支援により実施された。