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米に関するマンスリーレポート(平成31年3月号)の公表

2019年03月11日

農林水産省は、米に関する価格動向や需給動向に関するデータを集約・整理した「米に関するマンスリーレポート(平成31年3月号)」について取りまとめた。


●平成30年産米の産地別契約・販売状況(累計、うるち米、平成31年1月末現在)の集荷数量は、前年同月と比較して▲7万tの266万t。契約数量は、前年同月と比較して+5万tの221万t。契約比率は83%。販売数量は、前年同月と比較して▲0.9万tの85万t。販売比率は32%。
●平成29年産で137万tあった事前契約数量は、平成30年産では8%増の148万t(平成31年1月末現在)。平成30年産において事前契約を行なっている産地は38道府県、うち複数年契約を行っている産地は22道県。また、平成29年産と比べて事前契約数量が増加した産地は22県。
●平成31年1月末の出荷及び販売段階における在庫は、対前年同月比▲6万tの282万tとなっている。
●平成30年産米の平成31年1月の全銘柄平均価格は、対前年同月比+113円/60kgの15,709円/60kg。
●平成29年産米と平成30年産米の価格帯別平均価格を比較したところ、平成29年産の価格が60kg当たり16,000円以上の銘柄は▲67円、14,000円未満の銘柄は+789円。
●産地銘柄ごとでは、「愛媛県産ヒノヒカリ」が最も上昇しており、次いで、「愛媛県産あきたこまち」、「愛媛県産コシヒカリ」という状況。
●平成30年産米の作付面積は、主食用米が138.6ha、主食用米以外が約20.4万ha。
●主食用米以外の取組は、新規需要米13.1万ha、加工用米5.1万ha、
備蓄米2.2万ha。
●米穀機構が公表している「米の消費動向調査」(平成31年1月)によると、1人1カ月当たりの精米消費量は、対前年同月比▲4.9%。うち、家庭内での消費量は対前年同月比▲8.6%、中・外食は+4.5%。
●総務省が公表している小売物価統計によると、平成31年2月のうるち米の小売価格(5kg当たり)は、単一原料米(コシヒカリ)で、対前年同月比+0.6%の2,453円。単一原料米(コシヒカリ以外)は、対前年同月比+0.9%の2,242円。
●平成31年1月の小売価格(POSデータ)の平均価格(5kg当たり)は、対前月比-28円(▲1.4%)、対前年同月比-32円(▲1.5%)の2,035円。


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