極限的な乾燥耐性をつかさどる制御因子を同定 -カラカラに干からびても死なない昆虫の秘密の一端が明らかに-
2018年03月12日
理化学研究所と農業・食品産業技術総合研究機構などの国際共同研究グループは、ネムリユスリカという干からびても死なない昆虫を用いて、熱ショック転写因子であるHSF1が極限的な乾燥耐性を制御することを明らかにした。
今後、ネムリユスリカの乾燥無代謝休眠に関連した遺伝子群を任意の細胞で発現させることで、細胞や組織の常温乾燥保存法の開発が進む。また、新しい乾燥耐性因子の同定にもつながると期待できる。
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