米に関するマンスリーレポート(平成30年3月号)の公表
2018年03月09日
農林水産省は、米に関する価格動向や需給動向に関するデータを集約・整理した「米に関するマンスリーレポート(平成30年3月号)」について取りまとめた。
●平成30年1月末現在の平成29年産米の集荷数量は、273万t。
●契約数量は、前年同月と比較して▲7万tの216万t。契約比率は79%。
●販売数量は、前年同月と比較して▲1万tの86万t。販売比率は31%。
●平成30年1月末の出荷及び販売段階における在庫(うるち米)は、対前年同月▲18万tの288万t。
●平成29年産米の平成30年1月の全銘柄平均価格は、前年産の同時期と比べ+1,230円/60kg。
●平成28年産米と平成29年産米の価格帯別平均価格を比較したところ、平成28年産の価格が15,000円以上の銘柄は+620円、13,000円未満の銘柄では+1,562円。
●産地銘柄ごとでは、「茨城県産あきたこまち」が最も上昇しており、次いで、「秋田県産ひとめぼれ」、「奈良県産ヒノヒカリ」という状況。
●総務省が公表している家計調査によると、平成29年12月の米の購入数量は、前年同月との比較で+2.6%の6.3kg、パンについては+3.4%の3.8kg、めん類については+3.8%の3.4kg。
●総務省が公表している小売物価統計によると、平成30年2月のうるち米の小売価格(5kg当たり)は、単一原料米(コシヒカリ)で、前年同月より+2.9%の2,438円。単一原料米(コシヒカリ以外)は、前年同月より+5.2%の2,222円。
●平成30年1月の小売価格(POSデータ)の平均価格(5kg当たり)は、前月より▲9円(▲0.4%)、前年同月より+118円(+6.1%)の2,067円。
●平成29年産水稲うるち玄米の平成30年1月31日現在の検査数量は、416万t。1等米比率は、82.3%。
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