「平成23年度遺伝子組換え植物実態調査」の結果について
2012年09月18日
農林水産省は、平成18年度から、遺伝子組換え植物がその生育範囲を拡大したり、遺伝子が交雑可能な近縁種に広がったりしていないかどうかを知るため、輸入港の周辺地域での遺伝子組換えセイヨウナタネの生育状況や、その近縁種との交雑状況を調査している。また、平成21年度からは、ダイズ及びその近縁種について対象に追加し、調査をおこなっている。
平成23年度の調査では、ナタネ類については、平成22年度までと同様、遺伝子組換え体の生育範囲の拡大は見られなかった。また、遺伝子組換えダイズとツルマメの交雑体も見られなかった。
今後、平成21年度から平成23年度までの3ヵ年分の調査結果をとりまとめて公表する予定としている。
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