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注目の農業技術2025年08月


(農研機構ほか)小麦粉生地の色相が悪化しにくく、 国産小麦の高品質化に役立つ新たな育種素材開発に成功

2025年8月26日

農研機構と岩手大学は共同で、小麦粉をこねた後の生地が変色しにくい特性と、近年日本各地で発生が拡大しているコムギ縞萎縮病への抵抗性を兼ね備えた小麦の育種素材を開発した。 小麦粉をこねた後に時間がたつと、生地が茶色に変色することがある。これは小麦に含まれるポリフェノールオキシダーゼ( … 全文を読む>>

(農研機構)ジャガイモシストセンチュウ類の新たな土壌検査法を開発・検査サービス開始ー非専門家でも検査が可能に、的確な対策立案へー

2025年8月25日

農研機構は、バレイショの減収被害を引き起こす重要害虫であるジャガイモシストセンチュウ類の新たな土壌検査法を開発した。本検査法を用いることで、センチュウの専門知識がなくても手順書に従って基礎的な実験操作をするだけで、本センチュウ類の「発生の有無」、「発生種」、「発生密度」といった土 … 全文を読む>>

夏期高温期の湛水による タマネギべと病の一次伝染抑制技術

2025年8月18日


夏期高温期の湛水による タマネギべと病の一次伝染抑制技術

タマネギの大敵「べと病」  佐賀県のタマネギ栽培では温暖な気候を利用し、9月頃播種し、11~12月頃本圃へ移植、4~6月に収穫する作型が多い。このような栽培条件において15年ほど前から、タマネギ移植後に発生する「べと病」が徐々に増加し、特に … 全文を読む>>

(農研機構)極早生で良食味のニホンナシ新品種「蒼月」-ミルキーな甘い香気を持つ大果の青ナシ-

2025年8月12日

農研機構は、極早生でミルキーな甘い香気を持ち食味に優れる青ナシ「蒼月」を育成した。 ・関東以南の地域では露地栽培で7月下旬から収穫できるため、ニホンナシの需要が高い7月下旬から8月中旬ごろに出荷できる。 ・「幸水」とほぼ同じ大きさで極早生品種としては大果であり、「幸水」より果肉が … 全文を読む>>

(農研機構)世界初の難脱粒性・難穂発芽性を併せ持つソバ新品種「はるかみどり」ー関東以南でのソバの安定生産に貢献ー

2025年8月 8日

農研機構は、脱粒しにくく、穂発芽しにくい特徴を併せ持つ世界初のソバ新品種「はるかみどり」を育成した。脱粒および穂発芽はソバの収量と品質を大きく左右する要因であり、本品種の導入により安定した生産が期待される。 関東以南の春まき栽培と夏まき栽培のいずれにおいても、主要品種と同等以上の … 全文を読む>>

(農研機構ほか)植物は"危険サイン"により寄生線虫を察知-糸状菌や昆虫も同じ仕組みで認識している可能性-

2025年8月 4日

理化学研究所、農研機構らの国際共同研究グループは、植物が植物寄生線虫のような動物型の病原体を分子レベルで認識する仕組みを初めて明らかにした。本研究成果は、世界中で甚大な農業被害を引き起こしている植物寄生線虫に対する免疫メカニズムの理解を深めるとともに、広範な病原体に抵抗性を持つ作 … 全文を読む>>

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