提供:(一社)全国農業改良普及支援協会 ・(株)クボタ


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注目の農業技術2025年06月


(農研機構)アズキの遺伝子の知見を利用してダイズの莢のはじけにくさをさらに強化

2025年6月25日

農研機構は、ダイズの収穫時に、莢がはじけて豆が地面に落ちることによる収穫ロスをさらに減らすため、莢の固い部分が薄くなり、はじけにくくなるアズキの遺伝子変異をダイズに応用し、莢がはじける割合を大幅に減らしたダイズの変異系統の開発に成功した。 これまで育成された、莢がはじけにくいダイ … 全文を読む>>

(農研機構)皮ごと食べられる赤色のブドウ新品種「サニーハート」-食味良好で種なし栽培可能-

2025年6月20日

農研機構は、皮ごと食べられる果皮の赤いブドウ新品種「サニーハート」を育成した。 糖度が高く、かみ切りやすく硬めの果肉で、食味は良好。開花期にジベレリン処理を2回行うことで、種なし栽培も可能。「シャインマスカット」や「巨峰」等の主要品種とは色や形が異なる、新たな需要を喚起する品種と … 全文を読む>>

(国際農研ほか)乾燥と過湿に同時耐性を持つササゲ遺伝資源を発見-気候変動による極端気象に強い品種開発の重要な基盤に-

2025年6月16日

国際農林水産業研究センター(国際農研)と国際熱帯農業研究所の研究グループは、西アフリカ乾燥サバンナ地域の主要作物であるササゲ (マメ科) について、乾燥と過湿という相反する2つの環境ストレスへの耐性を同時に備える遺伝資源を発見した。 この発見は、将来的な気候変動による極端気象下で … 全文を読む>>

大規模な低酸素環境で殺虫を実現-地球環境に優しい窒素ガス置換殺虫技術-

2025年6月13日

農研機構は、窒素ガス置換により、酸素濃度0.1%、温度30°Cの条件を4日間維持することで、貯蔵穀物の害虫を殺虫できる技術を開発した。本法は、化学くん蒸剤に替わる環境に優しいガス置換殺虫技術として植物検疫を含め広範囲に適用できる。特に穀物、乾燥食品原料、香辛料に対して薬剤を使用し … 全文を読む>>

(神戸大学ほか)土壌菌により活性化されるとジャガイモの寄生虫を孵化させる鍵物質を発見-植物・微生物・寄生虫の三者間の相互作用を明らかに-

2025年6月12日

ジャガイモやトマトなどのナス属作物に寄生するジャガイモシストセンチュウは国際的な検疫対象にも指定されており、持続的な対策が求められている。神戸大学、理化学研究所、農研機構、北海道大学らの研究グループは、ナス科植物が根から分泌する化合物「ソラノエクレピンC」を新たに発見。さらに、孵 … 全文を読む>>

豚の遺伝的な抗病性の改良(豚の抗病性改良DNAマーカー)

2025年6月 4日


豚の遺伝的な抗病性の改良(豚の抗病性改良DNAマーカー)

はじめに  細菌やウイルスによる感染症、特に肺炎や下痢などの慢性感染症は、養豚において生産性低下をもたらす大きな原因であり、経営上のリスク要因となっている。  農研機構においては、病原体に由来するさまざまな物質に対する応答に関わる豚の免疫系 … 全文を読む>>

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