提供:(一社)全国農業改良普及支援協会 ・(株)クボタ


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注目の農業技術2024年10月


(農研機構)野菜の発酵過程における成分変化をNMRでそのまま評価することに成功-多様な農産物や食品中成分の非破壊分析への応用に期待-

2024年10月31日

農研機構は、NMR(核磁気共鳴)装置やMRI(磁気共鳴イメージング)装置を用いて、農産物や食品中の成分分析や画像診断を行っている。今回、NMR装置において、発酵食品中の成分を抽出せずにそのままの状態で直接分析が可能なNMR計測(インタクトNMR)法を確立し、野菜の発酵過程における … 全文を読む>>

(農研機構)国内初の農業特化型生成AIを開発-全国展開を目指した試験運用を三重県で開始-

2024年10月21日

農研機構は、農業知識を学習させた生成AIを開発し、10月21日より三重県で試験運用を開始。農業分野に特化した生成AIとしては初となる。 インターネット上の公開情報だけでなく、全国の農業機関に呼びかけてデータ収集した生産現場の栽培技術や、農研機構が強みとする専門的な栽培知識を用いて … 全文を読む>>

エッジ効果を利用した色彩誘引捕虫シート

2024年10月18日


エッジ効果を利用した色彩誘引捕虫シート

はじめに  色彩誘引捕虫シート(以下、捕虫シート)は、害虫を視覚で誘引して捕殺する物理的防除資材で、コナジラミ類やアザミウマ類といった微小害虫対策として広く普及している。  ここで紹介する捕虫シートは、"エッジ効果"という現象を利用して誘引 … 全文を読む>>

(農研機構)共生細菌リケッチアに感染した天敵昆虫のメスは増殖に有利-共生細菌リケッチアの働きを利用した天敵昆虫の性能強化に期待-

2024年10月11日

農研機構と宮崎大学は、農業害虫のコナジラミやアザミウマ等を食べる天敵昆虫タバコカスミカメに広く感染している共生細菌リケッチアが、感染したメスの子孫が多くなるような生殖への影響をタバコカスミカメに与えていることを明らかにした。 本成果は、リケッチアのような共生細菌の感染状況がタバコ … 全文を読む>>

(農研機構)中国・九州地域の高冷地でも安定生産が可能な早生・多収の秋播性 二条オオムギ新品種「こはく二条」-国産二条オオムギの作付拡大と安定生産に貢 献-

2024年10月10日

農研機構は早生・多収で、秋播性(あきまきせい)の二条オオムギ新品種「こはく二条」(系統名:西海皮84号)を育成した。 本品種は冬の間に幼穂(ようすい)や茎の生育が過度に進まない一方で、成熟期は春播性(はるまきせい)の二条オオムギ品種と同程度の早生であるため、関東以西の平坦地だけで … 全文を読む>>

アミノ酸バランス改善飼料による牛排せつ物由来の温室効果ガス削減

2024年10月 7日


アミノ酸バランス改善飼料による牛排せつ物由来の温室効果ガス削減

■はじめに  平均気温の上昇による農業気象災害の被害は増加しており、農作物の収量等に影響を及ぼす集中豪雨や台風の規模も大きくなっている。その原因の一つである温室効果ガス(以下、GHG)の中でも特に一酸化二窒素(N2O)の温室効果は、IPCC … 全文を読む>>

(国際農研ほか)暖地型イネ科牧草「イサーン」をタイ王国で品種登録-日本とタイ王国で利用可能な初のアジア向けウロクロア属品種を育成-

2024年10月 4日

国際農研は、タイ農業協同組合省畜産振興局(DLD)、農研機構、宮崎大学、沖縄県と共同で、アジア向けの暖地型イネ科牧草ウロクロア属品種「イサーン」を育成した。「イサーン」は日本では2021年8月に、タイ王国では2024年7月に品種登録された。 「イサーン」は、既存品種より多収 (乾 … 全文を読む>>

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