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注目の農業技術2024年09月


(農研機構)ウメ新品種「和郷」と「麗和」の特性をまとめた標準作業手順書を公開

2024年9月27日

農研機構は、「ウメ新品種『和郷』と『麗和』標準作業手順書」をホームページに掲載した。 近年、開花期の天候不順の影響でウメの生産量が少なくなる年が増えているが、原因の一つに、自家不和合性品種が安定して結実しないことが考えられている。結実するために受粉樹が必要な自家不和合性品種は、受 … 全文を読む>>

(農研機構ほか)アサガオの花の寿命を延ばす化合物を発見-花弁の老化調節因子を標的とした機能阻害化合物の選抜に成功-

2024年9月25日

カーネーションなどの一部の切り花では、花弁の老化を早めることが知られているエチレンの働きを阻害する薬剤の処理により日持ちを延ばすことができる。一方、ユリやチューリップなどの切り花はエチレンの影響を受けにくく、エチレンの働きを阻害しても日持ちを延ばすことができない。 農研機構では、 … 全文を読む>>

(農研機構)みつ入りリンゴをゲノムから読み解く-有力な原因遺伝子候補の特定と選抜用DNAマーカーの開発-

2024年9月20日

農研機構、千葉大学、青森県産業技術センターは共同で、大規模な遺伝解析と遺伝子発現解析により、リンゴ果実のみつ入りに関わる有力な原因遺伝子候補を絞り込み、みつの入りやすい個体を予測できるDNAマーカーを開発した。 本成果は、今後、みつの入りやすい品種やみつの入らない品種を幼苗段階で … 全文を読む>>

(森林総合研究所ほか)土と作物を守る防風林の効果を畑の畝の形から可視化-ドローンやiPadで高精細かつ簡便な効果把握が可能に-

2024年9月10日

森林研究・整備機構森林総合研究所 、北海道立総合研究機構森林研究本部林業試験場、農研機構北海道農業研究センター、京都府立大学、苫小牧工業高等専門学校らの研究グループは、ジャガイモ畑の畝の高さを指標とすることで、防風林が土壌侵食を防ぐ効果(風食防止効果)を高精細かつ簡便に可視化でき … 全文を読む>>

(農研機構)加工にも青果にも使える沖縄向けサツマイモ基腐病抵抗性新品種「ニライむらさき」-沖縄県内のかんしょ産地全域で抵抗性品種が利用可能に-

2024年9月10日

農研機構は、サツマイモ基腐病(以下、基腐病)に強い抵抗性を有し、食味が良く、島尻マージ土壌での栽培に適した紫かんしょ(沖縄で「紅いも」と称されるかんしょ)の新品種「ニライむらさき」(系統名:糸系2)を育成した。 「ニライむらさき」はペーストやタルト等の製品への加工適性が高く、加工 … 全文を読む>>

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