提供:(一社)全国農業改良普及支援協会 ・(株)クボタ


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注目の農業技術2024年06月


水田の中干し延長によるメタン排出量の削減

2024年6月27日


水田の中干し延長によるメタン排出量の削減

はじめに(技術の概要と効果)  2023年3月、J-クレジット制度「水稲栽培における中干し期間の延長」の方法論が成立した。本方法論では、中干し期間を、その水田における直近2カ年以上の実施日数の平均より7日間以上延長し、所定の審査を受けること … 全文を読む>>

(農研機構)高機能型人工気象室を用いて未来環境が水稲に与える影響の一端を明らかに-温暖化に適応する新たな品種の育成・栽培技術の開発を加速-

2024年6月27日

農研機構では、作物生育における季節環境を精密に再現あるいは模擬できる人工気象室「栽培環境エミュレータ」に、大きさや色などの作物形質を連続で取得可能な「ロボット計測装置」を内蔵した「ロボティクス人工気象室」を開発し、イチゴの生育制御技術の開発等、様々な研究に利用している。 今回、「 … 全文を読む>>

一酸化二窒素の発生を抑制する茶園の土壌管理技術

2024年6月24日


一酸化二窒素の発生を抑制する茶園の土壌管理技術

はじめに  茶のうま味の元となる遊離アミノ酸含量は、日本の緑茶の重要な品質指標の一つであり、また、アミノ酸以外にも、覚醒作用を持つカフェインや緑色を示すクロロフィルなどの窒素を含む成分も、茶の品質や嗜好性に関与する。このように、茶栽培におい … 全文を読む>>

(九州大学ほか)「農業×振動」:持続可能な振動農業技術に関する総説を発表~振動を用いた害虫防除と栽培技術の確立を目指して~

2024年6月14日

九州大学、(国研)森林研究・整備機構森林総合研究所、宮城県農業・園芸総合研究所、東北特殊鋼(株)、電気通信大学、琉球大学、農研機構の研究チームは、人為的な刺激として振動を伝えることで害虫の制御が可能であることを明らかにしてきた。具体的にはトマト、きのこなどを対象に、振動を用いて世 … 全文を読む>>

(農研機構)牧草新品種「ノースフェスト」の種子販売開始~北海道の放牧と追播に適した新型牧草フェストロリウム~

2024年6月13日

農研機構、雪印種苗(株)および北海道立総合研究機構が共同で育成した牧草フェストロリウム新品種「ノースフェスト」の種子の販売が2024年4月から開始された。 フェストロリウムは、越冬性に優れるメドウフェスクと飼料品質に優れるペレニアルライグラスとの雑種で、両者の特性をあわせ持つ新型 … 全文を読む>>

(農研機構)食味に優れ栽培しやすいコンパクトな樹姿(カラムナー性)のリンゴ新品種「紅つるぎ」を育成~栽培の省力化、スマート農機の導入による作業効率化を促進~

2024年6月13日

農研機構は、枝が横に広がらずコンパクトな円筒型の樹姿となるカラムナー性を持ち、糖度が高く既存の主要品種並みに食味が優れる中生のリンゴ新品種「紅つるぎ」(系統名:盛岡74号)を約30年をかけて育成した。 既存の品種と異なるコンパクトな樹姿は、リンゴ栽培の省力化や高密植化を容易にする … 全文を読む>>

(農研機構)収量が高く豆腐に利用できるダイズ新品種「そらひびき」、「そらたかく」~東北南部~北陸、東海~九州地域のダイズ生産量向上に貢献~

2024年6月12日

農研機構は、収量が高い米国品種と加工適性が高い日本品種との交配により、多収で豆腐に利用できるダイズ新品種「そらひびき」、「そらたかく」を育成した。 「そらひびき」(東北194号)は東北南部~北陸地域、「そらたかく」(四国46号)は東海~九州地域が栽培適地で、既存の品種と比較して「 … 全文を読む>>

紫外線(UVB)照射によるイチゴの病害虫防除技術

2024年6月 7日


紫外線(UVB)照射によるイチゴの病害虫防除技術

光環境制御による病害虫防除  ハウス栽培では、当然のことながら作物ファーストな環境が整えられている。作物に最適な温度・湿度等の環境では、特定の病害虫が発生しやすい。これらの防除に農薬を連用すると薬剤抵抗性が発達し、防除が困難となる。  兵庫 … 全文を読む>>

低濃度エタノールを用いた土壌還元消毒法

2024年6月 5日


低濃度エタノールを用いた土壌還元消毒法

■はじめに  野菜生産では、ネコブセンチュウや各種土壌病害による連作障害への対策として、クロルピクリンやD-D剤を用いた土壌くん蒸消毒や、フスマ等を用いた土壌還元消毒が行われているが、これらの消毒法では、深層部に病害虫が残存して消毒効果が不 … 全文を読む>>

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