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(農研機構)1回の天敵昆虫導入でクリの侵入害虫による被害防除効果が約40年持続していることを明らかに-伝統的生物的防除の持続事例を解明-

2024年05月17日

農研機構は、中国大陸から侵入したと考えられているクリの難防除害虫・クリタマバチの伝統的生物的防除を目的に、中国から導入した天敵寄生蜂チュウゴクオナガコバチの最初の本格的放飼を1982年に農研機構敷地内(茨城県つくば市)で行い、その放飼地点における当該害虫と天敵の動態調査を2023年まで継続してきた。
今回、長期的な防除効果を判定するため、放飼後40年間におよぶ調査データを解析した結果、害虫密度が一時的に高まっても、それに連動して天敵が寄生・増殖することで速やかに害虫密度が低下し、被害が長期間低く抑えられていたことが明らかとなった。本成果は、害虫と天敵の連動した動態を長期間調査することで、天敵による被害抑制効果の持続性を科学的に明らかにした、世界でも研究事例の少ない貴重な報告となる。


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