(農研機構)餌探しを「すぐにあきらめない」天敵昆虫を育成-「みどりの食料システム戦略」推進への貢献に期待-
2024年01月18日
農研機構は、重要害虫アザミウマ類をはじめ様々な微小害虫を捕食する天敵であるタイリクヒメハナカメムシを対象に、害虫を長い時間にわたって粘り強く探索する性質を有する系統を選抜・育成することにより、餌となる害虫の発生が低密度の環境下でもよく働き、害虫の防除効果を高められることを明らかにした。
本成果は今後、これまで天敵利用が難しかった作物や栽培環境など多くの場面で有効な天敵の選抜・育成に応用され、「みどりの食料システム戦略」の推進に貢献することが期待される。
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