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注目の農業技術2023年08月


(農研機構)サツマイモ基腐病に強い抵抗性を有する 青果用新品種「べにひなた」-南九州における青果用サツマイモの安定生産に貢献-

2023年8月30日

農研機構は、サツマイモ基腐病に強い抵抗性を有する青果用新品種「べにひなた」(系統名:九州201号)を育成した。 「べにひなた」はホクホクとした肉質でやさしい甘さがあり、外観品質に優れ、「べにはるか」並みに多収である。サツマイモ基腐病のまん延が深刻な問題となっている南九州の青果用サ … 全文を読む>>

(名古屋大学ほか)植物成長促進ホルモンの新たな活性化経路を発見 ~イネをはじめ作物の収穫向上への応用に期待~

2023年8月30日

名古屋大学は、理化学研究所、農研機構、岡山大学との共同研究で、植物成長促進ホルモンの1つサイトカイニンの新たな活性化経路を発見した。 サイトカイニンは窒素栄養に応じた植物成長促進やイネの穂形成など、植物生産に関わる非常に重要な植物ホルモンで、これまでその生合成は細胞内で行われると … 全文を読む>>

(国際農研)サバクトビバッタが脱皮中の共食いを避ける行動を解明-農薬使用量の削減に繋がる防除方法確立のために-

2023年8月29日

国際農研では、サバクトビバッタ(以下、バッタ)の被害の軽減を図るため、バッタの生態に基づいた効率的な防除技術の開発を目的とした研究を実施している。今回「Pick Up」で、農薬使用量の削減に繋がる防除方法を確立するために必要不可欠なバッタの幼虫の集団行動に関する研究成果について紹 … 全文を読む>>

(京都大学ほか)ソバゲノムの解読―高精度ゲノム解読がソバの過去と未来を紡ぐ―

2023年8月21日

安井康夫農学研究科助教らの国際共同研究グループ(理化学研究所、農研機構、千葉大学、京都府立大学、かずさDNA研究所、総合研究大学院大学、中国・雲南農業大学、英国・ケンブリッジ大学など)は、孤児作物の一つであるソバのゲノム配列を染色体レベルで高精度に解読することにより、ソバのゲノム … 全文を読む>>

(農研機構)早生で耐雪性に優れるイタリアンライグラス新品種「クワトロ-TK5」を発売

2023年8月18日

農研機構が開発した、イタリアンライグラス早生品種「クワトロ-TK5」の種子が2023年8月下旬から発売される。 本品種は、根雪期間80日程度までの積雪地で栽培できる。早生であることから、刈り取り後に夏作(サイレージ用トウモロコシ等)を播種しても、生育期間が十分にとれるため、積雪地 … 全文を読む>>

(国際農研)鉄過剰ストレスにより発生するイネの葉の可視障害の軽減にマグネシウムの施肥が有効であることを発見

2023年8月 4日

鉄過剰障害は湛水条件で栽培されるイネに特有の生理障害で、東南アジアやアフリカの幅広い地域で発生しており、生育の遅延やブロンジングと呼ばれる葉の褐変症状などを引き起こすことにより、多くの地域でイネの収量を15%以上減少させることが報告されている。 国際農研は、マダガスカル・アンタナ … 全文を読む>>

黄緑色の外観が美しい日本なし良食味新品種「新碧」

2023年8月 2日


黄緑色の外観が美しい日本なし良食味新品種「新碧」

背景とねらい  新潟県は古くからのなし産地であり、全国有数の消費地でもあります。しかし、開花期の天候不順による着果不良や、春期の人工受粉や病害虫防除などの作業競合が生産振興の妨げとなっていました。そこで、受粉作業のいらない、自家和合性を備え … 全文を読む>>

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