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(国際農研)西アフリカ半乾燥地域の重要作物ササゲに対する気候変動の影響を収量予測モデルにより推定―干ばつとともに過湿への対策が必要になることを示唆―

2023年11月28日

国際農研、農研機構、国立環境研究所、東京大学、ブルキナファソ農業環境研究所の共同研究グループは、西アフリカの重要なタンパク質源であるマメ科作物のササゲについて、現地の詳細な栽培試験データを適用することで、乾燥ならびに過湿条件下における収量予測モデルの精度を改善するとともに、最新の全地球的な気候変動を予測する第6期結合モデル相互比較プロジェクトおよび地球温暖化対策に資するアンサンブル気候予測データベースを用いて、今世紀半ばまでの収量変動を推定した。
その結果、西アフリカの半乾燥地域では、今後も引き続き干ばつは生じるものの、その被害は軽減する一方、降雨日数が増加し、土壌の過湿による被害が深刻化するとの予測が示された。
今回の推定結果は、気候変動がアフリカ貧困地域の食料生産に及ぼす影響について新たな知見をもたらすとともに、干ばつだけでなく湿害にも強い品種開発など、湿害対策の必要性を喚起するきっかけになると期待される。


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