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(農研機構)外来カミキリムシ種の迅速かつ確実な寄生検出法を新たに開発-樹外に排出されるフラスの化学成分に着目-

2023年10月26日

農研機構は、樹木に穴をあけて寄生し、樹を弱らせるカミキリムシ幼虫(穿孔性害虫の一種)が樹外に排出する「フラス」に含まれる化学物質を分析することにより、寄生する3種の外来カミキリムシ種を迅速に特定できることを明らかにした。
外来カミキリムシの被害地域は年々拡大しているが、この成果により、種により適用薬剤が異なるためにこれまで困難だった種に合わせた有効な防除対策を早期に実施でき、寄生されている樹木の被害を最小に留めることが可能となる。また、周囲への被害も早期から警戒・検知できることから、外来カミキリムシ被害地域の拡大防止にも役立つことが期待される。


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