提供:(一社)全国農業改良普及支援協会 ・(株)クボタ



(生研支援センター)天敵を活用して果樹を害虫から守る<w天>防除体系

2022年06月01日

生研支援センターでは、農林水産業や食品産業の分野で新産業の創出や技術革新を目指す研究に資金を提供している。得られた研究成果を分かりやすく紹介する取組を実施しており、今回は、2種類の天敵を活用して果樹の害虫被害を食い止める技術<w天(ダブてん)>を紹介。


<w天>とはダブル天敵の略称。もともと果樹園の下草などに生息している土着の天敵と、これを補うために放たれる製剤化された天敵の2種類でハダニ類を捕食し、減らす方法である。土着天敵の生息環境を守るため、住み家やエサとなる下草を適正に管理し、病害虫防除のときも天敵に影響の少ない化学農薬を選択し、これら天敵への悪影響を減らしている。千葉県のナシ園や佐賀県のハウスミカン園など、各地の実証試験によって、薬剤散布を減らしても、ハダニ類を適正密度に抑えられることが分かってきた。すでに天敵を活用するハダニ防除マニュアルも整備され、今後のさらなる普及が期待されている。


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