提供:(一社)全国農業改良普及支援協会 ・(株)クボタ


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注目の農業技術2021年10月


(農研機構ほか)自然環境の干ばつを再現した自動潅水制御システムを開発

2021年10月29日

農研機構とかずさDNA研究所、(株)テックスは、ポット底面からの給水により1ポットごとに土壌水分を任意に制御する世界初の自動潅水システムを開発した。 本システムでは自然界で起こる干ばつ状態を屋内環境にて再現でき、さらに、各ポットの温湿度、照度、土壌水分や地温の状態を常時監視できる … 全文を読む>>

(広島大学)キク属モデル系統の高精度全ゲノム塩基配列を決定~栽培ギク品種育成におけるゲノム情報の活用へ~

2021年10月28日

いわゆる「菊」は栽培ギクと呼ばれ、ゲノムを6セットもつ六倍体であるうえ、自家不和合性であるためヘテロ性が高く、そのゲノム構造は非常に複雑で、そのため、栽培ギクで遺伝学的研究を行うのは難しいことが知られている。その問題を克服するために、栽培ギクに良く似た性質を持つ二倍体種キクタニギ … 全文を読む>>

(農研機構)実験植物を使って雪腐病菌への強さを調べられる実験系を開発

2021年10月25日

農研機構は、北海道大学、八戸工業大学と共同で、実験植物であるシロイヌナズナに感染する雪腐病菌を初めて特定し、シロイヌナズナを用いて雪腐病菌に対する植物の抵抗性を評価する実験系を開発した。 本実験系によりこれまで不明であった雪腐病菌の感染に対して植物が抵抗する仕組みの解明が進み、そ … 全文を読む>>

(農研機構)8月の収穫直後から甘い サツマイモ新品種「あまはづき」-ねっとり甘い焼き芋を、ひと足はやく食卓に-

2021年10月22日

農研機構は、8月頃からねっとり甘い焼き芋をつくれるサツマイモ新品種「あまはづき」を開発した。 「あまはづき」は、貯蔵しなくても、収穫直後の早い段階から糖度が高いことが特徴。低温糊化性でん粉という特殊なでん粉を含んでいるため、通常のサツマイモ品種と比べて、加熱調理の過程でより低い温 … 全文を読む>>

クロタラリアと鶏ふん堆肥を利用した秋作ブロッコリーの減化学肥料栽培

2021年10月19日


クロタラリアと鶏ふん堆肥を利用した秋作ブロッコリーの減化学肥料栽培

背景とねらい  長崎県は、環境負荷を考慮した施肥基準の見直しや減化学肥料栽培等の環境保全型農業を推進しています。そこで、慣行栽培の化学肥料施肥量を50%削減することを目的に、マメ科緑肥であるクロタラリアと、地域の未利用資源として鶏ふん堆肥を … 全文を読む>>

(パーシモン研究所ほか)電解水素水による柿果皮の黒変抑制効果とそのメカニズムを解明

2021年10月11日

パーシモン研究所と株式会社日本トリムは、共同で電解水素水潅水による柿の果皮黒変の抑制効果とそのメカニズムに関する研究成果を第7回カキ国際シンポジウムで発表した。また、その内容は、国際園芸学会の学会誌ActaHorticulturaeへ掲載される予定である。 詳細はこちらから … 全文を読む>>

(生研支援センター)ICT環境情報システムで地域ブランド野菜産地の強化

2021年10月 1日

生物系特定産業技術研究支援センターでは、農林水産業や食品産業の分野で新産業の創出や技術革新を目指す研究に資金を提供しており、得られた研究成果を広く知ってもらうため、研究成果を分かりやすく紹介する取組を実施しているが、今回、スマートフォンでハウス内の温度等のデータを確認しながら、ハ … 全文を読む>>

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