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発電細菌を利用した新しい水質監視システム -豚舎排水処理施設の浄化性能を向上-

2019年08月07日

農研機構は、発電細菌が水中の有機物濃度に相関した電流を生み出す活性を応用してBOD(生物化学的酸素要求量)をわずか6時間で測定できる新しいセンサーを考案した。
山形東亜DKK(株)はこのセンサーに自動サンプリング機能や排水処理施設の装置を制御するための出力機能、水質データをWEBサーバーに送信してスマートフォンで閲覧するIoT機能などを備えた「BOD監視システム」の製品化に取り組んだ。現在、丸山(株)、(株)リセルバー、山形県農業総合研究センター養豚試験場、千葉県畜産総合研究センター、熊本県農業研究センター畜産研究所、宮崎県畜産試験場、沖縄県畜産研究センターと共同で各地の養豚場の排水処理施設で実証試験を行っている。


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