キクタニギクのゲノムを解読、開花に関わる遺伝子探索へ~栽培ギクの起源を明らかにし、品種改良を加速~
2019年02月07日
かずさDNA研究所、農研機構、東京大学、広島大学および日本大学は共同で、キクタニギクのゲノム解析により、開花に関わる遺伝子の探索と栽培ギクのゲノム配列変異の検出などを行った結果、全ゲノムの89%にあたる2.72Gbの配列を解読した。解読した配列から推定された遺伝子数は71,057となる。
キクタニギクのゲノムや開花に関わる遺伝子が明らかになったことで、キクの開花制御や花の形態形成に関する研究を一層すすめることができ、これらの情報を利用した栽培ギクの育種の効率化が進むと期待される。
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