提供:(一社)全国農業改良普及支援協会 ・(株)クボタ


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注目の農業技術2017年10月


バレイショの越冬・雑草化を防ぎ、かつ環境にも優しい土壌凍結の深さを決定

2017年10月31日

農研機構北海道農業研究センターは、収穫漏れしたバレイショの越冬・雑草化防止のために開発された「雪割りによる土壌凍結深の制御技術」において、凍結する深さを30cm前後に制御すると、バレイショの越冬を防ぎつつ、畑からの温室効果ガスの放出や肥料成分の流出も抑えられることを明らかにした。 … 全文を読む>>

気候変動により、北海道の代表的産地で 高級ワイン用ブドウ「ピノ・ノワール」が栽培可能に

2017年10月30日

農研機構らの研究グループは、長期的な温暖化傾向と1998年頃に起きた気候シフトにより、北海道内の代表的なワイン用ブドウ産地の後志(しりべし)地方の余市町や空知地方で、高級赤ワインの代表品種のピノ・ノワールの栽培が可能となったことを明らかにした。道内ではさらに栽培の拡大が期待される … 全文を読む>>

施設野菜の微小害虫防除に役立つ 「バンカーシート利用マニュアル」を公開

2017年10月26日

農研機構を中心とする研究グループは、イチゴやキュウリなどの施設野菜を食害する微小害虫(ハダニ、アザミウマ、コナジラミなど)を、天敵を使って効果的に防除するための天敵増殖資材(バンカーシート)の利用マニュアルを作成した。 マニュアルでは、バンカーシートの特徴や使用上のポイント、化学 … 全文を読む>>

キャベツセル苗の深植えによる根系発達と耐倒伏性の向上

2017年10月23日


キャベツセル苗の深植えによる根系発達と耐倒伏性の向上

背景とねらい  近年の加工業務用キャベツ需要の増加に伴い、機械化一貫体系の導入が進められていますが、その核となるキャベツ機械収穫では、結球部が倒伏する(傾く)と作業効率が低下する問題があります。倒伏の抑制をめざして育種や育苗技術が検討されて … 全文を読む>>

(農業技術革新工学研究センター)高能率軟弱野菜調製機を開発 -誰でも簡単にホウレンソウの調製作業ができます-

2017年10月18日

農研機構は、緊プロ事業として、平成27年度から(株)クボタ、(株)斎藤農機製作所と共同で高能率軟弱野菜調製機を開発している。 開発機は、ホウレンソウを1株ずつ供給すると、根切り及び子葉、下葉の除去の調製作業を行うもので、既存機より30~50%高能率に作業できることを目標としており … 全文を読む>>

貼り付けやすく剥がれにくい牛の乳頭保護資材を開発

2017年10月18日

乳牛の病気である乳房炎は、乳量や乳質の低下の原因となり、その経済的損失額は年間800億円と言われている。乾乳期における乳房炎の新規感染を予防するために、従来から液体状の乳頭保護資材が使われているが、前処理作業や付着後の乾燥に時間を要すること、数日で脱落してしまうことが課題であった … 全文を読む>>

(日本学術会議)『報告「気候変動に対応する育種学の課題と展開」』を公表

2017年10月13日

日本学術会議は、『日本学術会議農学委員会・育種学分科会報告「気候変動に対応する育種学の課題と展開」』をホームページに掲載した。 詳細はこちらから … 全文を読む>>

ニンニク周年供給のための収穫後処理技術

2017年10月12日


ニンニク周年供給のための収穫後処理技術

背景とねらい  ニンニクは10月頃に植付けが行われ、翌年6月下旬から7月に収穫されます。収穫されたニンニクは1カ月程度乾燥され、その後貯蔵されます。乾燥後のニンニクは常温貯蔵では2~3カ月で萌芽や発根が起こります。以前は、根や芽の伸長を抑制 … 全文を読む>>

縞葉枯病に強い発酵粗飼料用イネ新品種「つきすずか」-「たちすずか」の長所を受け継ぎ、欠点を改良-

2017年10月 6日

農研機構西日本農業研究センターは、牛の飼料に用いられるイネWCS用の新品種「つきすずか」を育成した。 従来品種である「たちすずか」が 縞葉枯病に弱いのに対し、「つきすずか」は 縞葉枯病に強く、「たちすずか」の栽培が困難だった関東以西の縞葉枯病多発地域でも栽培できる。 「つきすずか … 全文を読む>>

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