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ウンシュウミカンの親がキシュウミカンとクネンボであることをDNA鑑定で推定

2016年12月13日

ウンシュウミカンはわが国におけるカンキツ出荷量の約7割(平成25年)を占める最重要品種。しかし、その親はこれまで明らかになっていなかった。
農研機構は、これまでに開発したカンキツのDNAマーカー206種類を用いて、67のカンキツ品種・系統についてウンシュウミカンとの親子鑑定を実施した。その結果、ウンシュウミカンの親品種がキシュウミカンとクネンボであると推定された。さらに別のDNAマーカーを用いて鑑定を行うことにより、種子親がキシュウミカン、花粉親がクネンボであると推定された。この成果は、今後カンキツの品種改良の効率化に貢献できると期待される。


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