消費者も栽培者もうれしい甘いトマト開発に道 ~高糖度で単為結果性を有する新規トマト変異体と遺伝子を発見~
2015年09月04日
筑波大学生命環境系の江面浩教授、増田順一郎研究員、有泉亨准教授は、単為結果性と高糖度性を示すトマトの新規の育種素材を発見し、その原因遺伝子候補の同定に成功した。
今回の研究では、筑波大学遺伝子実験センターが有するトマト品種マイクロトムの大規模変異体集団の中から新規の単為結果変異体を発見し、さらにその果実は高糖度であることが確認された。また、その原因遺伝子も明らかにしている。高糖度で単為結果性を示す新規の育種素材を活用することで、消費者と作り手の両方のニーズに応えるトマト品種の実現に近づくことができる。
詳細はこちらから