飼料用サトウキビ「しまのうしえ」の栽培マニュアルと発酵TMR利用 マニュアル -奄美・沖縄地域の牛用飼料の安定確保を実現します-
2015年04月07日
肉用牛の子牛生産は南西諸島の基幹農業のひとつで、全国の約13%を占めているが、この地域は耕地面積が限られるため、牧草などの粗飼料(繊維質飼料)増産が極めて困難で、規模拡大をはばむ大きな問題となっている。
そこで、乾物収量が従来牧草の2倍に達する飼料用サトウキビ(ケーングラス)と、この地域で得られる未利用資源(黒糖焼酎粕や製糖用サトウキビの搾りかす)を牛の飼料として活用する試験に取り組み、得られた成果から飼料用サトウキビの栽培マニュアル(鹿児島県奄美地域版、沖縄県版)と発酵TMR利用マニュアルを作成した。
本技術は農研機構、鹿児島県農業開発総合センター(畜産試験場、徳之島支場)、沖縄 県農業研究センター、鹿児島県大島支庁徳之島事務所、徳之島町の共同開発となる。
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