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(農業環境技術研究所)健康診断の発想に基づく新しい土壌病害管理法「ヘソディム」の運用開始について

2015年03月10日

(独)農業環境技術研究所は、人の健康診断に代表される予防医学の発想に基づく新しい土壌伝染性病害の管理方法 (略称:ヘソディム)を開発した。

ヘソディムでは、従来の土壌物理化学性の評価に加えて、土壌DNA解析による生物性の評価を行って畑の土壌を「診断」し、その畑に作物を栽培した時の発病しやすさを3段階で総合的に 「評価」し、そのレベルに応じた「対策」を提案する。いくつかの県では指導員等による運用が開始されたことで、過剰な農薬を使用しない、より低コストで環境負荷が少ない土壌病害管理の一層の推進が期待できる。また、ヘソディムの実践を円滑に行うためのマニュアルを公開した。


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