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注目の農業技術2013年10月


様々な原料を変換できる簡素で環境に優しい「CaCCOプロセス」を開発

2013年10月29日

農研機構は、バイオエタノール製造技術の研究開発の一環として、酵素を用いて草本茎葉等から糖液を製造する「CaCCO(かっこ)プロセス」を開発した。従来に比べ簡素な工程で、稲わらおよびエリアンサスから15%(w/v)を超える高濃度糖液が得られることを確認。このプロセスにより、従来の濃 … 全文を読む>>

(農業生物資源研究所ほか)オオムギ早生化の鍵遺伝子を発見

2013年10月28日

農業生物資源研究所の作物ゲノム研究ユニットは、岡山大学大学院環境生命科学研究科植物遺伝育種学分野の加藤鎌司教授、西田英隆助教を中心とする研究グループと共同で、日本のオオムギ品種"早木曽2号"が有する早生性※の原因遺伝子がHvPhyCであることを世界で初めて明らかにした。 高品質オ … 全文を読む>>

驚きの食感!米原料の新規ゲル状食品素材の製造法を開発

2013年10月25日

農研機構は、高アミロース米(水稲品種モミロマン等)を製粉せずに粒のまま水を加えて炊飯・糊化させ、温度制御と高速かくはん等の操作でゲル状の新規食品素材を製造する技術を開発した。 この技術は、米を原料とした洋菓子やもちもち感のある米麺、餅等の製造に活用でき、油脂を使用しない低カロリー … 全文を読む>>

寒冷地向けの大豆新品種「シュウリュウ」 -収量が安定して多く、大粒で豆腐加工に適する-

2013年10月22日

農研機構は、収量が安定して多く、ダイズモザイク病に強い、白目の大粒で、豆腐などの加工に適する大豆品種「シュウリュウ」を育成した。「シュウリュウ」は、東北地域における成熟期が中生の早で、東北地域北部向けとなっている。岩手県において、主力品種の「ナンブシロメ」の一部と「スズカリ」のす … 全文を読む>>

寒冷地向けの大豆新品種「あきみやび」 -コンバイン収穫に適し、子実の着色粒が少ない-

2013年10月22日

農研機構は、コンバイン収穫に向き、ダイズモザイク病などの病害に強いため子実の着色粒が少なく、豆腐などの加工に適する大豆品種「あきみやび」を育成した。「あきみやび」は、東北地域における成熟期が中生で、東北地域中南部向けとなっている。宮城県で主力品種の「タンレイ」の一部に置き換える奨 … 全文を読む>>

飼料用米の生産に適する水稲新品種「いわいだわら」 -東北地域中南部において早生・多収 -

2013年10月21日

農研機構は、家畜への給与に適した籾あるいは玄米を生産できる飼料用米の水稲品種「いわいだわら」を育成した。「いわいだわら」は、東北地域中部において早生の品種で、育成地(秋田県大仙市)においては、多収品種「ふくひびき」と同等の収量があり、普及が期待される岩手県一関市においては、「ふく … 全文を読む>>

製パン性に優れ、多収の 温暖地向けパン用小麦新品種「せときらら」

2013年10月18日

農研機構は、製パン性に優れ、多収の小麦新品種「せときらら」を育成した。「せときらら」は、日本めん用小麦品種「ふくほのか」に製パン性を高める3つの遺伝子をDNAマーカーによって導入した品種で、「ニシノカオリ」に比べて収量は約4割多い多収品種。「ミナミノカオリ」に比べて穂発芽や赤かび … 全文を読む>>

(花き研究所ほか)花を咲かせないように働く「アンチフロリゲン」を発見

2013年10月 3日

農研機構 花き研究所は、国立大学法人香川大学と共同で、キクの開花を決める鍵となる遺伝子を発見。キクの開花時期を決めるしくみを解明し、キクの葉で合成され、花を咲かせないように働く情報伝達物質をつくる遺伝子を世界で初めて発見した。本成果は、さまざまな植物の開花時期調節のしくみの解明に … 全文を読む>>

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