(農業生物資源研究所ほか)オオムギ早生化の鍵遺伝子を発見
2013年10月28日
農業生物資源研究所の作物ゲノム研究ユニットは、岡山大学大学院環境生命科学研究科植物遺伝育種学分野の加藤鎌司教授、西田英隆助教を中心とする研究グループと共同で、日本のオオムギ品種"早木曽2号"が有する早生性※の原因遺伝子がHvPhyCであることを世界で初めて明らかにした。
高品質オオムギの安定生産のためには、その地域で最適な時期に出穂・開花する品種の開発が必要。本研究の成果は、地球環境変動下でも安定生産が可能なオオムギ品種の育成にも役立つもので、世界のオオムギ育種に貢献するものと期待される。
※早生性 :早期に出穂・開花すること
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