寒地向けナタネ新品種「キタノキラメキ」 -寒地において越冬性がよく、晩播でも収量が安定-
2012年11月14日
農研機構 東北農業研究センターは、北海道十勝地方等の寒地での栽培に適した無エルシン酸のナタネ新品種「キタノキラメキ」を育成した。現在、寒地における主力品種である「キザキノナタネ」は、越冬性が劣るため、晩播した場合、大きく減収することがある。「キタノキラメキ」は越冬性がよく、晩播をしても「キザキノナタネ」より収量が安定しており、北海道芽室町での試験では「キタノキラメキ」は、従来品種「キザキノナタネ」に比べて、その含油率は高いという結果が得られている。北海道十勝地方において100haの作付が見込まれている。
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