イネの3大病害(いもち病、ゴマ葉枯れ病、紋枯れ病)の感染防御が可能に!
2012年08月29日
-作物自身の免疫力を利用したマルチカビ病害防除技術の開発へ-
(独)農業生物資源研究所は、イネの3大病害を引き起こす、いもち病菌、ゴマ葉枯れ病菌、紋枯れ病菌が、「α1,3-グルカン」という植物が分解できない多糖で表面を覆うことにより、イネの生体防御システムの1つである自然免疫から菌体を保護することを明らかにした。「α1,3-グルカン」の分解酵素やその生産菌、また分解酵素遺伝子を利用すれば、カビ病害防除作物の品種改良や薬剤による防除が困難な病原性カビの防除が可能になると期待される。
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