清酒と泡盛の双方に向く酒米の新品種「楽風舞(らくふうまい)」を開発
2011年09月15日
農研機構 中央農業総合研究センターは、清酒、泡盛の双方に適する初の酒米の新品種「楽風舞」を育成した。
●清酒の醸造時の純アルコール数量およびアミノ酸度は酒米の品種「たかね錦」と同等で、酒質は「淡麗」、泡盛では、口当たりのソフトな「軽快」で「華やか」に仕上がる。
●玄米千粒重は「五百万石」より重く、心白の発現率は2割程度。
●耐倒伏性が「五百万石」より明らかに強いため栽培しやすく、収量性は「五百万石」並。
●高品質で栽培しやすい酒米の供給と、国内で生産される米からの高品質な泡盛の醸造が可能となることから、米の醸造に関わる産業や、地域経済の活性化への貢献が期待される。
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