「農業新技術2011」の選定
2011年05月12日
農林水産省は、農業の競争力強化、農産物の安定供給・自給率向上等の課題の解決に向けて、開発された技術を生産現場に迅速に普及・定着させるため、近年の研究成果のうち、早急に現場に普及すべきものを毎年選定している。
2011年の農業新技術は、以下の通り決定した。
●国産農作物の需要拡大と安定供給を支える新品種
・新たな米粉需要の拡大を促進する水稲品種
「ミズホチカラ」
・国産小麦の用途拡大と安定供給を支える品種
「ゆめちから」 「さとのそら」
・ばれいしょ・かんしょでん粉の加工食品原料への用途変換を促進する品種
「コナユキ」 「こなみずき」
●野菜と果樹の生産コストの削減、高品質生産技術
・低コスト生産を実現する加工用ほうれんそうの機械化栽培体系
・貯蔵用・樹上完熟用ウンシュウミカンの浮皮軽減技術
●飼料生産の拡大を支える新品種
・草地・飼料畑の生産性向上に資する飼料作物新品種
「たちぴりか」 「なつむすめ」 「ハルワカバ」 「優春」
また、冊子『農業新技術2011 -生産現場への普及にむけて-』は、ホームページからのダウンロードが可能となっている。
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