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米に関するマンスリーレポート(令和3年12月号)の公表について

2021年12月14日

農林水産省は、米に関する価格動向や需給動向に関するデータを集約・整理した「米に関するマンスリーレポート(令和3年12月号)」について取りまとめた。


●令和2/3年(令和2年7月から令和3年6月までの1年間)の需要実績(確定値)は、前年(714万t)から10万t減少し、704万tとなった。令和3年6月末民間在庫量は、前年から18万t増加し、218万tとなった。
●令和3年産の令和3年10月末現在の事前契約数量は▲13.8万tの130.6万tとなっている。
●令和3年10月末の出荷及び販売段階における民間在庫は、対前年同月差+5万tの329万t。また、流通段階別でみると出荷段階で対前年同月差+11万t、販売段階で▲5万tとなっている。前月の対前年同月比+24万tと比べ19万t減少しているが、これは令和3年産米の作付転換により、主食用米等の生産量が701万tと令和2年産の主食用米等の生産量(723万t)と比べ22万t減少している中で、例年よりも生育が早く集荷が前倒しされたことで前月の民間在庫が、一時的に対前年で増加したこと等によるものと考えられる。


●令和3年産米の令和3年10月の相対取引価格は、全銘柄平均で前月佐▲135円の13,120円/60kgで、出回りからの年産平均価格差は、前年産▲1,378円の13,144円/60kgとなっている。
●米穀機構の米取引関係者の判断に関する調査(令和3年11月分)によると、主食用米の需給動向の現状判断は対前回調査比+1ポイントの「横ばい」。見通し(向こう3カ月)判断も+5ポイントの「増加」。米価水準の現状判断は対前回調査比▲1ポイントの「横ばい」、見通し(向こう3カ月)判断は+4ポイントの「やや増加」。


●米穀機構が公表している「米の消費動向調査」(令和3年10月分)によると、1人1カ月当たりの精米消費量は、前年同月比▲2.7%。このうち、家庭内での消費量は前年同月比▲0.4%、中食・外食では▲7.6%。
●精米購入時の動向について、入手経路は「スーパーマーケット」が最も多く、次いで「家族・知人などから無償で入手」、「インターネットショップ」の順。精米購入経路別の購入単価は、 「デパート」が最も高く、次いで、「産地直売所」、「農協」の順。また、令和3年10月の家庭内の月末在庫数量は、6.9kgとなっている。
●総務省が公表している消費者物価指数によると、令和3年10月の米類の指数は対前年同月比 ▲4.3%の95.3ポイント。
●総務省が公表している小売物価統計によると、令和3年11月のうるち米の小売価格(5kg当たり)は、コシヒカリで対前年同月比▲4.9%の2,288円。コシヒカリ以外の銘柄の平均では、対前年同月比▲6.0%の2,053円。


●米穀販売事業者における令和3年10月の販売数量は、前年同月比で小売事業者向けが96%、中食・外食事業者等向けが100%で、全体としては98%となった。新型コロナウイルス感染症の影響により、各月ごとの消費動向に大きな変動が生じていることから、一昨年10月の販売数量と比較すると96%となる(毎年の主食用米需要の減少トレンドで単純に比較すると98.6%)。前年同月を基準にした令和3年10月の販売価格の値動きは、小売事業者向け93.3、中食・外食事業者等向け95.0。
●令和3年10月の小売価格(POSデータ)の平均価格(5kg当たり)は、対前月比▲3円(▲0.0%)、対前年同月比▲86円(▲4.3%)の1,927円。


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