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信州伊那谷スマート農業実証コンソーシアム第1回実演会・第2回試験実証事業推進会議

2019年6月11日

●実証課題名「中山間地農業を支える集落営農におけるスマート農業技術を駆使した先進的水田複合経営の実証」


 5月27日、長野県伊那市の農事組合法人田原の実証水田において第1回実証機械実演会と、JA上伊那春富支所において第2回推進会議が開催された。


 実演会には、地域の農業者、関係機関約160名の参加があり、代表機関である長野県農業試験場長、農事組合法人田原の中村組合長のあいさつを皮切りに、農業試験場の進行により、直進機能付き田植機(NW8S-F-GS)の実演と、既存の動力散布機とマルチロータ(MG-1SAK)の比較実演が行われた。
 田植機のオペレーターは、農事組合法人田原の北原氏。上伊那農業改良普及センターにおいて実証が行われていた高密度播種育苗苗が使用され、経費節減効果も検討される。

 除草剤散布では、組合長自ら水田内、畦畔からの動力散布を実施した後、マルチロータによる散布が実施され、散布労力、時間及び精度等の検証が行われた。

 圃場での水管理については、給排水遠隔制御装置(WATARAS)による自動給水栓の実際について現地視察が行われた。各機械、施設については(株)クボタによる説明の後、質疑が行われた。ともに今後の実証に期待が寄せられた。


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長野県農業試験場の丸山場長(左)と農事組合法人田原の中村組合長(右)


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左 :動力散布機による慣行作業をおこなう中村組合長
右 :マルチロータ(株式会社クボタ)


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高密度播種育苗苗(左)と直進キープ田植機による作業(右)


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左 :直進キープ田植機作業を終えた田原農事組合法人の北原氏
右 :自動給水栓(WATARAS、株式会社クボタ)


 午後は第2回推進会議が開催され、今後の日程など、課題ごとの具体的な作業及び調査内容の検討が行われた。


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※本実証課題は、農林水産省「スマート農業技術の開発・実証プロジェクト(課題番号:中C04、課題名:中山間地農業を支える集落営農におけるスマート農業技術を駆使した先進的水田複合経営の実証」(事業主体:国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構)の支援により実施された。


関連情報
信州伊那谷スマート農業実証コンソーシアム設立発表と第1回推進会議