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2020年10月14日
農研機構は、渇水の予測や農業用水の利用に関する気候変動への適応策の検討に用いることができる流域水循環のシミュレーションモデルを開発した。
開発したモデルは、流域の自然的な水の流れとダムや取水堰、用水路による水利用・管理による人為的な水の流れをあわせて解析することにより、渇水時の河川流量を精度よく計算できる。
本成果は、農業用水の利用の計画主体である地方農政局、水資源機構、地方自治体等の行政機関が、現在から将来において農村地域で起きる可能性のある渇水の予測に利用することができる。
また本手法は、地球温暖化による降水・融雪の変動といった自然環境の変化による渇水強度の変化も予測することが可能で、気候変動適応法により義務づけられた気候変動への適応計画の策定にも活用できる。
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